今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

折り畳み傘

雨が続いています。傘の出番が多いです。

 

 私はリュックを愛用しています。リュックの中にはいつも折り畳み傘を入れています。天気により、傘を持っていくもっていかないを考えるのが面倒だからです。

 

 昨年心身のバランスを崩した時に、愛用している折り畳み傘を失くしてしまいました。その折り畳み傘は、100グラムあるかないかの超軽量。晴雨兼用で、陽ざしが強いときには日傘にもなります。強い風の日にはすぐにおちょこ(傘の骨が反対向き)になってしう難点はあるけれど、日常持ち歩くには気に入らない重さで便利。とても気に入っていました。

 

 おそらく落としたのは昨年の4月、気がついたのはしばらくたってからでした。交通機関で落としたのか会社で忘れたのか。半年前に会社の共用の傘立ても探しましたが見あたらない。諦めていました。

 

 最近その傘と思われる傘が見つかりました。勤務先はフリーアドレス、おそらく1年前にお昼を食べた打ち合わせコーナーに忘れたのだと思います。その近くのフリーアドレス席に薄汚れた見覚えのある傘がありました。当時は気がそぞろで落とした場所もわかりませんでしたが、見つかった場所からなんとなく記憶がよみがえりました。

 落とし物として届け出て、一定期間引き取りが引き取り手がいなければ私のもとに帰ってきます。帰ってきたら傘の持ちてや柄を除菌して、雨の日に外に出して外側の汚れに水をあてよう。

 

 1年近くたって、なぜ今頃出て傘が出てきたのか。それは、私へのメッセージのような気がします。今は時間が経ったことはわかれど、見つかったことが何を意味しているのか分かりません。そのうち何か気がつくのでしょう。

 

 その傘を亡くしてからは友達からいただいた折り畳み傘を愛用しています。その傘は、頑丈でジャンプ式。ボタンを押すことで開閉できます。その分重たいです。この傘がリュックに入っているかどうかは重さでわかります。風が強い日もしっかりとしていて使いやすく今では重さにも慣れています。

 

 その傘を折りたたむときに止める留め具はマジックテープです。最近そのマジックテープが効かなくなってしまいました。

 

 マジックテープは布に縫い付けてあり、マジックテープ自体がはがれてきてしまいました。ミシンもなく自分で修理するのは難しい。近所の洋服のお直し屋さんにもっていきました。

 

 お直し屋さんにご相談すると「大丈夫、できますよ」とのこと、「お願いします」というと、その方は「お向かいの100円ショップでその色のマジックテープを売っているから、そちらを買ってきてください。そその方がお安くできます。100円ショップで売られているものの方が大きいけれど、カタチはこちらで整えるから大丈夫よ」とおっしゃるのです。

 

 100円ショップを見に行くと、その色のマジックテープがありました。購入しお持ちすると「そう、これ」と預かり伝票を書き始められました。

 

 「明日の午後いらしてください」、「え?そんなに早くできるのですか?」とおききしたら、「最近雨が多いから、早い方が良いでしょ」とご配慮くださいました。

 

 なんてありがたいのでしょう。あのお店に相談に言ってよかった。嬉しくなり、満たされたこころで帰宅しました。

早咲きの紫陽花

 

主治医の新資格~人生100年時代~

 小学生のころから通っている病院の先生の診察がありました。当時体内のバランスを崩し、一時期薬を飲んでいました。幸いその期間でおさまり、ずっと経過観察をしています。

 

 生涯で一番長く診ていただいている先生。先生はおそらく70代半ば、もしかすると後半かもしれません。

 

 通常は年1~2回通っていますが、昨年崩した心身のバランスが影響したのか、正常値に近い範囲での変動があり、直近は年3~4回のペースで通っています。検査結果は異状なし。経過観察が続くことになりました。

 

 昨年10月の診察の際に、頑張りすぎたことを話をしました。先生はそのことを覚えていらして、「最近はどうですか?」と聞いてくださいました。

 

pleasantbreeze.hatenablog.com

 

私 

通信制大学に通うことにしました。頑張りすぎた仕事や会社の比率を下げていきたいと思っています。」

 

先生

「まぁ、それはいいですね!ほかのことに目が向いて、それも前向きで。とてもいいと思います。実は私も新しい資格を取ったの。」

 

「・・・え?」

 

先生

「人間ではなくて、植物のお世話をする資格。1年近く勉強したのよ。地球は植物がないと成り立たない。植物のお世話をしているととても楽しい。」

 

とても素敵な笑顔で話してくださいました。

 

「す、す、すごい!」

 

それ以上の言葉が出ないぐらいびっくりしました。

 

 小学校のころ、植物のお世話をするのが好きだ。お休みの日は観葉植物のお手入れをしていると話されていたことを思い出しました。

 

それから数十年、医師という仕事をしながらも、好きなことを続け、学び資格をとる。

 

いつでも勉強できる。そして楽しめる。とても刺激を受けました。

サボりたいこと②

今週のお題「サボりたいこと」に再び参加します。

 

 毎日の楽しみ、お風呂。浴槽の温かいお湯につかると、こわばった身体もこころもほぐれます。

 

 それなのに浴槽に入ることが面倒なときがあります。シャワーよりも浴槽に入る方が疲れがとれると身体も心も知っているのに。

 

 浴槽に入るのが面倒なときは、とっても眠かったり、疲れ切っていて頭がぐるんぐるんしていたり、ボーと放心気味なとき。また、浴槽の掃除をするのが面倒なときもあります。

 

 浴槽に入る効能がわかっているのになぜそれができないのか考えました。眠たいときはとにかく早く寝たいだと思いますが、おそらく浴槽に入る時間を他にあてたいと感じているのだと思う。

 

 サボりたいこと①で書いたように食事をつくることも根底で同じ、その時間を他にあてたいと感じている。

pleasantbreeze.hatenablog.com

 

 お風呂に入る目的は、身体の清潔を保つ、血行の促進、リラックス等がある。食事の目的はエネルギー補給、おなかもこころも満足するがある。

 

 私はお風呂も食事も、最低限の要素、維持継続の観点を最優先事項にして他を削ろうとしているのだと思う。

 

 食事をつくることはそれなりの時間がかかります。これも自分の中での意義づけを変えて、その時間を削ることと比べて、食事をつくることのメリットを重視して、時短で美味しく食べられる工夫に発想を転換してみてもいい。

 

 私は長風呂派ですが、長風呂をやめればシャワーなら15分、お風呂なら40分あれば入れます。時間が倍違いますが、25分をどうやって捻出するか。25分を浴槽に入る価値を重視して。一日24時間のうちのほかの25分と比べてみる。ぼっとスマホをいじる時間等を削れば出来そうな気がします。

 

 サボるとは仕事や授業などの手を抜くことをいうそうです。その面からも、私は自分が不器用で、自分を削る傾向があると再認識しました。

 

 自分の生活ではなく、仕事で合格点を目指す、合格点にとどめるべく、どのように項目を絞るか。人を巻き込むか。上手に手が抜けるようになりたいです。その方向に意識を向けて、手を抜く仕事の進め方を実験をしていきます。

 

 今週のお題「サボりたいこと」からみえてきたものはとても深かった(笑)

pleasantbreeze.hatenablog.com


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