小学校のころから
通っている病院の先生
当時体内のバランスを崩し
服薬治療を受けた
そのことで平常のバランスに
戻ったものの経過観察は必要となり
今も年1~2回通っている
生涯で最も長く
診てもらっている先生
先生の話す言葉は厳しい
先生は患者に
病気に対して関心が低かったり
知識が誤っている
人生に甘えていると感じたときは
厳しい言葉で指導がはいる
先日、久々の診察での一コマ
先生
「お変わりありませんか?
些細なことでもいいですよ。」
私
「振り返ると仕事を頑張りすぎて疲れ切っている自分がいた
これからは頑張らないようにしたい」
先生
「真面目なのね」
私
「自分がやらなければと仕事を抱え込んでしまった
これからは一人で仕事を抱え込まないようにしたい」
先生
「優しいのね」
と私の顔を見て優しい目で話してくださった
わたしが知るいつもの先生の言葉からは
掛け離れた表現に目頭が熱くなった
診察が終わり
いつも厳しい先生の言葉は
患者を思う温かさゆえ
私への優しい言葉は
長年にわたる主治医として
ひとりの人間として
こころをよせてくださった
人としての温かさを感じ
こころが癒やされた
次の診察は半年後
これからも体内のバランスを崩さずに
先生の診察を迎えたい