今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

他人からの評価はその人のすべてではない


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一緒に働く契約社員の女性

 

正社員登用試験を受験したけれど

叶わなかった

 

彼女は

コミュニケーションは苦手だけど

常に他人の状況を気にかけ

さりげなく手を差し伸べることができる

 

何よりも

事務仕事を間違えたことを見たことがない

一度聞いたことを二度は聞かない

一度の説明で理解する

 

正確性を求められる仕事を

ほぼ完璧に仕上げていた

 

誰しも強み弱みもあるけれど

彼女の類まれな能力は

少なくとも彼女が所属する

組織には必要だと感じていた

 

しかし

正社員登用は叶わなかった

 

正社員登用試験の倍率はとても高い

 

極論としては

会社が求めている能力と

彼女の持つ能力が異なることや

コミュニケーションが

苦手なことから

評価者の印象が

よくなかったのかもしれない

 

仕事ができるかできないかは

環境と他人が決める

 

その人の仕事・能力が

その時の環境で評価されるか

どうかなのだと思う

 

彼女のように正確に、

完璧に仕事ができる人は

必要な力だと思う

 

会社は

優先順位として別の能力を求めたこと

評価者が評価者の視点で気に入った人を選んだのだろう

 

彼女は退職された

 

会社の中では

その人の持つ能力がどんなに高かったとしても

雇用形態や性別、学歴は一つのレッテルになる

 

例えば

派遣社員より契約社員

契約社員より正社員

女性より男性

短大卒より大卒

大卒より大学院卒

 

契約社員より正社員のほうが優秀?

そんなことはない

 

女性より男性の方が優秀?

そんなことはない

 

短大卒より大学院卒のほうが優秀?

そんなことはない

 

他人からの評価はその人のすべてではない

 

その時の環境と他人が相対的なもの

レッテルは都合良く使われるもの

 

会社の評価なんてそんなもの

そんなもののために苦しむことはない

 

その人の能力を評価できる環境に

その人が心地よいと感じる環境に身を置く方がいい

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