アシュリー・ヘギさん
（以下親愛を込めてアシュリーと記します）
という難病を持って産まれた
アシュリー
2009年に17歳で旅立ちました
プロジェリアとは
常人よりも十倍近く速く老化する難病
平均寿命は13歳
アシュリーの
人生を前向きに楽しむ姿勢や
笑顔は実年齢そのもの
生き物のお世話や
親友とのおしゃべり
お母さんに甘えたり
弟のお世話を
楽しみにしている
聡明でとても優しい女の子
成長するにつれて
自身の成長と老いに
向き合っていきます
アシュリーは
みんなと容姿が
異なることで
からかわれます
「みんなは
プロジェリアという病気を知らないだけ
プロジェリアのことを教えても
からかってくるなら
それは自分ではなく、彼ら自身の問題」
幼くして
自分と相手の問題に
線を引いていました
アシュリーには
ジョンという
ボーイフレンドがいました
（ジョン・タケットさん
親愛を込めてジョンと記します）
ジョンはアシュリーより
お兄さん
同じ病気を抱えていました
ジョンは
「人生で長さは重要ではない
どう生きるか
病気の自分可哀想と想い
一生悲しいパーティーを
続けるのか
自分の人生を
いかに意味があるものにするか
自分の命を最大限生きたい」
ジョンは15歳で旅立ちました
アシュリーとジョンは
離れていても
ずっと心がつながっていました
ジョンが旅立ってからも
アシュリーの生涯は
数年に一度テレビで特集されてました
そのころから
ずっと心に残っていました
ジョン
あなたが
「自分の人生を生きる」
と話したときの目の輝き
ドラムを叩いていた
イキイキとかっこいい姿を
忘れません
あなたのように
自分を愛し、
自分の人生を
生きるために
自分のちからと強さを
他人ではなく
自分にむけていきます
アシュリー
屈託なく遊ぶ姿
老いと向き合い
苦しむ姿
自分を受け入れ
自分を愛する姿
家族や大切な人を
愛する姿
ペットショップで
イキイキと
動物のお世話をする姿
あなたのように
自分を愛し、
自分の人生を生きるために
自分と他人の問題を区別し
自分の中から
湧き出る笑顔を取り戻します
今の私に必要なことを
再度教えてくれました
アシュリー
ジョン
こころからありがとう
