今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

繰り返す似たようなできごと①


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今一緒に働いている仕事を覚えるフェイズにある人

 

 前向きにチャレンジしてわからないなりにもどうにかしようと頑張っている。社会人としての経験も浅く仕事の進め方や基本を身につけるときだと私は思う。

 

しかし、その人はその人を「組織に新しい風を吹き込み改革をする人」だという。

 

 その意気込みや独自性は素晴らしい。けれど、何事も「やりたい」だけでできるほど甘くはない。「やりたいこと」ができるようになるために「やり方」を身につけることは、老若男女関わらず必要だと私は思う。

 

ふと過去を振り返ると似たようなできごとがあったことに気づき振り返ります。

長くなるので、数回に分けて投稿します。

 

<繰り返す似たようなできごと>

5年程前の話。急に仕事が増え手が足りなくなり契約社員A子さんが補充されました。

 

当時の私は会社がお客さまをお招きする場づくりをしていました。

 

 お客さまも会社の人間と会うのは緊張されるなか、場を和ませるためにお弁当をご用意する。

 

 お客さま一人当たりの予算は3,000円前後、その回は複数回開催され、会社側のホストはすべての会に参加します。

 

 お招きするお客さまに失礼にならないよう、また会ごとに差がでないようにお弁当のお値段もある程度平準化する。そんなミッションがありました。

 

 場の目的と選ぶポイントを伝えながら、入りたての契約社員とお弁当えらびをしていたときのこと。

 

「どれがいいとおもう?」

 

「一つ5,000円のお弁当がいい」

 

「どうして?」

 

「豪華だから」

 

「・・・・豪華なのはよくわかるのだけど会社には予算があってその範囲で選ぶの。おひとり3,000円の予算で5,000円のお弁当を用意したら1,000円の会もできてしまう。おひとり3,000円以内で選びなおす場合どれがいい?」

 

「5,000円のお弁当がいい。豪華だから」との一点張り

 

 お弁当は5000円ではなく予算の範囲で選びましたが、私にはモヤモヤが残ります。

 

 どの仕事も目的や位置づけがある。それを説明したのに、抑えるポイントを踏まえず自分の好みで選ぼうとしている。仕事なのに。。。

 

 A子さんはA子さんの基準で良いと思うものを選ぶ。また、新しい慣れるために何とか頑張ろうとしていたのでしょう。その気持ちもわかる。

 

 私は自分のやり方でやれるようになるにはまずは言われたとおりにやってみる。そのあとで自分のやり方にすればいいのに。また、仕事なので要件を満たすことが必要なのにと感じています。

(次回に続く)

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