会社からとある分野の「勉強をするように」と言われていること。知らないよりも知っていたほうが良い分野だとは思うけれど、勉強をする意義を見出せません。気が進まなくて、まったくやる気が起きません。
しぶしぶと教材を手にとっても、文字の表面を目で追うだけで頭の中では別のことを考えている状態。「勉強しません」とも言えず、どうしたものかと思っていました。
どうしたものかと思っても、今の私は「やりたくないことはやらない」と決めているので時間ばかりが過ぎていきました。
今知りたいことをネットで調べています。検索結果を複数見ると、書いてある文字や解釈は同じように感じるけれど、そもそも用語や仕組みがわからなく理解ができないことが続きました。
そういえば「勉強するように」と言われたことって同じ分野のことかもと教材を手にとりパラパラページをめくると、なんとなく役に立ちそうなことが書いてある。
「これを勉強すると今知りたいことの基礎がわかるようになるかもしれない」と興味がわきました。我ながら現金だなと感じます。
同じことでも、会社から「勉強するように」と言われたことと、自発的に「勉強してみよう」と感じることでは、こんなにも違うものなのですね。
もう少し自分の気持ちを掘り下げてみると、私は会社から指示をされたことに「合わせたくない」、「いうことを聞きたくない」という気持ちからその分野の勉強=会社の指示という構図になっていました。
会社という他人軸で「やらされる」と感じていたことが、自分軸で「やってみよう」と感じるとこんなにも意識が変わるのですね。
何か嫌だったり、ネガティブに感じることは、「私は今レッテルをはっているのかもしれない」、このことを通じて何が嫌なんだろうと考えてみると別のものが見えるように思いました。
本当に必要なことは自分の気持ちを大切にすると自分に必要なことが見えてくるように思います。
この気づきを大切にしていきたい。