習いごととして始めた絵を描いていたら、「エニアグラム」を思い出しました。
エニアグラムは人の気質・性格を9つに分類する一つの手法、自分を知り、他人を知ることでの理解を深め、コミュニケーションを円滑にできる。随分と前に講座を受講しました。
9つ分類は3つのセンター(ガッツ・ハート・ヘッド)のいずれかに属します。3つのセンターは人が持つ本能(ガッツ)、感情(ハート)、思考(ヘッド)に分かれます。
人はだれしも3つのエネルギーを持ちますが、いずれかのエネルギーが強く出ます。その3つのセンターの中に、3つのタイプがある。それが9つのタイプです。(後段に日本エニアグラム学会へのリンクがあります)
自分のタイプを知るには、ネット等でエニアグラム診断でもわかりますが、より明確にわかるのは、自分がモチベーションが上がる時、下がる時を絵にかくとわかります。
講座で受講生各々が自分がモチベーションが上がる時、下がる時を絵にかき、説明をします。その絵を見て説明を聞くと、人それぞれ言うことが全然違うのです。
例えば、モチベーションが上がるは時として、プレゼンをし人々の注目を集める人、数字をたくさん書き分析している人、複数の人が手をつなぎ輪になっている人等がいました。
プレゼンをし人々の注目を集める人の注目を集めている絵はタイプ3(感情・ハートセンター)「成果を出して、賞賛を得たい人」、数字をたくさん書き分析している人はタイプ5(思考・ヘッドセンター)「情報を分析し、物事の本質を見極めたい」、複数の人が手をつなぎ輪になっている人はタイプ9(本能・ガッツセンター)「他者と融和することで、平和な気持ちでいたい」というようになります。
(タイプの説明は日本エニアグラム学会の表現を引用しました)
私がモチベーションが上がる時に書いた絵は噴水でした。自分の中から湧き出るアイデアを表現できたとき、このブログにて文章で自分を表現できることはモチベーションが上がる時です。
当時よりも自分を認められるようになった今、もう一度学ぶと別のことがみえるかもしれない。絵を習うことは「エニアグラムをもう一度見て振り返ってみたら?」と教えてくれたように感じました。