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傷つくことを恐れずに感情を伝える~2022年に心がけること22⑩~


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 2022年年始に「自分がありたい方向性」を定めました。それは、「働くために生きている」から「自分の人生を生きる」こと。シフトチェンジに向けて「私(プライベート)・個(個人)」で「自分の人生を生きる」ために心がけたいことを22個掲げました。それぞれが関連しているので似たような内容となりますが、ひとつずつ掘り下げています。

 

10回目は「傷つくことを恐れずに感情を伝える」です。

 

 数週間前に両親に「仕事を辞めたい」と話しました。「辞める」と決めたのではありません。「辞めたい」という感情を伝えました。

 

 父に「そんな話は聴きたくない。聴く方もつらいからやめてくれ」と言われました。その言葉を聞き、残念に思い、気持ちがザワザワしました。

 

 私はこの1年で働くこと、勤務先に対しての考え方が大きく変わりました。入社してからとても長い間、「仕事を通じて成長したい」という気持ちが強く、残業や休日出勤も臆せず果敢に働いてきました。

 

 数年前から先への不安や周りとの比較から、「認められたい」気持ちが強くなりました。そして、1年前の出来事から、もう「働くことをしたくない、自分の好きなことをしたい」と考えるようになりました。そこから勤務先との関係はお給料をいただく雇用関係と考えています。

 

 自分の軸となる考え方が変わっても、染みついた働き方はたまに顔を出します。アグレッシブさが体から出てきてもこころが適合できなかったり、いまだに周りの期待に応えようとし、自分の変化を受け入れられずにこころの負担を感じました。「長く務めている勤務先をやめることで、自分気持ちを開放したい」と感じているのです。

 

 気持ち、感情は良いものでも悪いものでもありません。私自身が変わった気持ちを受け入れられないから辛いのだと思います。とはいえ、「辞める」という決断をしないのは、自分の中でまだそのときではない、会社にいる意義がある、そしてその会社に感謝している気持ちもあるのだと思います。その会社も遅かれ早かれ辞める日は必ず来ます。

 

 「そんな話は聴きたくない。聴く方もつらいからやめてくれ」との言葉、父にしてみると、私を思っての言葉だと思います。立場が変われば、私も自分の感情として同じように思うかもしれません。

 

 私は「そうなんだ、つらいんだね」と、ありのままの自分を受けとめてほしかったのだと思います。ザワザワした気持ちは、おそらく幼いころ、似たような話をし、同じようなことを言われたのだと思います。

 

そういうことから「親の期待にこたえなければいけない。親の期待と異なる感情を持つ自分は良くない」と思い込んだのだと思います。

 

 しばらくして自分の気持ちに気がついたら、すっと軽くなりました。今回「会社を辞めたい」といったことは、思い込みを解くためだったのかもしれません。(両親には今までも何度か話してきた中で、最後は自分で決めるように言われています)

 

 感情に良し悪しはありません。そして、その感情を伝える、表現することは悪いことではありません。だいぶ遅くなりましたが、ザワザワした気持ちから大切な気づきを得ました。

(2022年に心がけること22はこちら)

pleasantbreeze.hatenablog.com

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