「仕事を降りる」わかりづらいです言葉です。
長く携わっていた仕事から離れることができ、スモールスタートをきりました。意識も「前向きに頑張ろう」ではなく、可能な範囲でやろう。思いつく限りの課題を整理したうえで、あらあらまでカタチにして確認する。それも60%位の力で。そんな感じです。
過去に昇進がないとわかったとき、友人がこう言いました。
「会社が上の役割を与えないのだから、頑張る必要ないんじゃない?与えられた仕事をこなせばいいんじゃない?」
言い換えるまでもありませんが、「会社が決めた以上のことをやらなくていい。与えられた範囲をやればいい」ということ。
この言葉を言われたとき、ピンときませんでした。ですが、今は分かります。やっと、そうあろうとする自分を受け入れられたのだと思います。
「仕事を降りる」とは、仕事に対して思い続けていた思いや目標、意識のステージを変えること。
与えられた役割、責任の範囲で仕事をこなす。その範囲で仕事と向き合いながら、心地よく働くにはどうありたいか。
仕事以外で楽しみをみつけることではなく、仕事をしている間に心地よくいるには、どのような意識だったり、方法、見方があるだろう。
与えられた仕事がおわった。余力を残せて仕事を終えられた。やりきらなかったことを喜びにしてもいい。友人と話したり、クスッと笑えたことを良かったなでもいい。人間観察を楽しみにしてもいい。また、自分が変わる姿を楽しんでもいい。
気楽に、受け流すことができるようになったら、ストレスがだいぶなくなると思います。それができるようになる訓練なのかもしれません。それができなければ、また同じ試練が来ます。乗り越えるのは今なのだと思います。
ここ数ヶ月いろいろ悩んできた中で、最後の方はもう「どうでもいい」と思う時がありました。
「どうでもいい」というのは、どうなってもいいということではありません。相手にあわせるのでもなく、自分が大切にしたいことを優先する。あとは「どうでもいい」。直感で良いけど方向に向かうと思うから、「どうでもいい」と感じるように思います。
一度しかない人生、いろいろな思いで働いてみることに発見がありそうです。生きる中ではいろいろある。そういう時期もある。やりすごせるようになり、やりたいことを楽しむことを大切にしていきます。