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信頼関係


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「信頼関係」 信じて頼りあうことができる関係。

 

言葉にすると8文字、漢字では4文字。言葉の数は少ないですが、とても奥が深いです。

 

 人は第一印象で信頼関係まで築けることはありません。第一印象で「気が合いそう」、「面白そう」とは感じられても、信頼関係を築くには至りません。信頼関係を築くには「築く」なりの何かが必要だからです。

 

 どうしたら信頼関係が築けるのか。それは日々の積み重ね。挨拶、生活の態度、一緒に何かをやることからの気づきや相手を感じること等、相手との共通の何かから生まれるように思います。

 

 信頼関係が「ある」と「ない」では大違い。信頼できる相手には話せること、頼めることがあっても、信頼できない相手には実質的な何かを話すことも頼むことも難しいと感じます。

 

 今回再びかかわった仕事を離れることになり、再びいくつかのお取引先に挨拶をした時に、かけてくださった言葉が印象に残りました。

 

 リップサービスもありますが、皆さま「あなた(私)が戻ってきてくれて仕事が進めやすかった」と口をそろえていってくださったのです。

 

 加えて「また一緒に仕事をする機会がありました時は、全力でバックアップします」、「産休明けにあなた(私)からかけられた言葉を忘れません。とても気持ちが楽になりました」、「いつもこちらの立場にも立って進めていただいたので、やりやすかった」等身に余るお言葉をいただいたのです。

 

 私は常々仕事は自分一人でできるものではない、仕事は必ず次につながる。次の人が仕事をしやすいかどうかでその仕事は変わってくると考えています。

 

 例えばイベントを企画したとします。私が勤めている会社がクライアント(お金を支払う立場)である場合、広告代理店さんのお力を借りて進めることになります。そのイベントは何を目的とし、何を実施するかを決め軸を持つことが大事。そのうえで次に仕事をする人がどうしたら進めやすいかを考えています。

 

 企画に基づき、広告代理店さんは販促の資料やイベントの要員、機材をそろえます。広告代理店さんは企画がはっきりしないと次に進めない。また、軸がぶれるとやり直しが増えます。私は自分の立場でできることはしっかり詰めます。軸をもって次に仕事をする人たちが気持ちよく仕事を進められるようにしてきました。

 

 お別れの言葉から私の思いはお取引先の方々にしっかりと伝わっていることがわかりました。いただいた言葉に目頭が熱くなりました。

 

 身近な上司や仕事を覚えるフェイズの人にはお取引先様からの言葉は通じていないでしょう。それでいいのです。いただいた言葉は私にいただいた言葉、私の財産です。

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