5月の夕暮れどきの散歩道、鳥が鳴く声が聞こえました。おそらく雛が親鳥に餌をおねだりしている声。必死にかわいい声で鳴いていました。その雛の声は聞こえる時間帯、聞こえない時間帯があります。きっと聞こえない時間帯は親鳥が餌を探しに行っているのでしょう。必死に聞こえる鳴き声に大きく育ってほしいと感じました。
自分の住まいでも、5月になると雀が子育てを始めます。その場所が特殊で、電柱によく樽のようなもの、変圧器のようなのですが、そのどこかに巣があるようです。私の家から巣は反対側で、実際の巣は見えません。親鳥が飛ぶ姿が見えます。
その雛は一日中鳴いているような気がします。ずっと聞いているわけではありませんが、気がつくと鳴いているような気がします。
野鳥はたくさん卵を産みます。ですが、成長になれるのは数割と聞いたことがあります。幼い雛はカラス等に狙われてしまいます。カラス等が憎たらしくなりますが、カラスが悪いわけでもありません。カラスも命をつなぐために生きているのですから。
シジュウカラは鳴き声を通じてコミュニケーションをしているそうです。
「気をつけろ」、「集合だ」,「危険な奴がきたぞ」等、鳴き方で周りに情報を発信しているそうです。
世の中には知らないことがたくさんあります。シジュウカラのコミュニケーションは立証されています。ですが、それ以外の鳥もコミュニケーションをとっていると思います。
鳥も地球環境の変化で住むところが変わってきているようです。ムクドリなど、昔は木が多いところには住んでいた鳥が今では街中で生きています。環境の変化に対応し生きている。自然の摂理、命から学ぶことはたくさんあります。