今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

気持ち半分で付き合う②


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「気持ち半分でつきあう①」の続きです。

 

 仕事はメンバーが同じ方向を向いて、それぞれの役割を果たすことで、大きな成果が生まれると私は思います。

 

 向かう方向には、取りまとめる人の魂がこもっているときとそうでないとき、その魂が全体の利益をあらわしているとき、自分の利益やエゴがおもになっているとき、不思議ですが、取りまとめる人の魂の熱さや姿勢は伝わってくるものです。その人が持つ熱さや姿勢が人を動かすこともあります。

 

 集う人たちにも、それぞれの思い、温度があります。組織の中にいると、自分の思うようにできること、できないことがあります。

 

 私は心身のバランスを崩すまで自分の思うように方向付けをし、強い意志をもって推し進めてきました。今は賛同、共感する範囲でできることをやる。仕事に対しても「気持ち半分で付き合う」ぐらいがちょうどいいと思います。

 

 上に立つ人がその仕事に関心があるか、方向に対して意思を持っているか。「任せる」という言葉の元、よくわかっていない人ともいました。

 

 その仕事に対しての方向性を上に立つ人が持っていなければ、単に「頑張ってるね」にしかなりません。それに、上に立つ人が変わり、前任が左というものを右といえば、右にならなければ「いうことを聞かない」になるのです。

 

 本来であれば、軸は変わらないものだと思います。そういう意味でも「気持ち半分で付き合う」位がいいのです。

 

 今までの会社人生の中で本当にこころ許すに値する人は何人くらいいるでしょう。働いてきた中で、人格的に素晴らしい人もいらっしゃいました。お亡くなりになられた方ですが、我が子のように親身に接してくださる方もいました。ご退職をされた方の中には、今でも心のつながりがある方もいます。

 

 本当にこころに残り、お付き合いをしたいと思う人たちは、実は少ない。そういう人に会えたことは今思えばとても貴重なこと、素晴らしいことだったのだと思います。

 

 そうやって考えていっても会社で付き合う日常の人間関係では、自分が心を許せると思う人がいると感じることはとてもありがたいこと。ほとんどがそれ以外という中で、自分に正直に「気持ち100%」で付き合ったてうまくいくわけがない。

 

 「気持ち100%」で付き合って、悩んで傷つくことはない。「気持ち半分で付き合う」。それを目指すには私は「気持ち1/3で付き合う」の心意気で行こうと思います。

 

pleasantbreeze.hatenablog.com

 

(③につづく)


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