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理解に苦しむ①


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 久しぶりに登場する「仕事を覚えるフェイズの人」。上司は仕事を覚えるフェイズの人に、仕事を通じてトライアンドエラーから成長してほしいと願っています。私に対しては、アドバイザーとして、「どうしてもというような事故が起きそうなときだけ口をはさんでほしい」ということで、半年ほど関わりました。

 

 この「仕事を覚えるフェイズの人」は私に「仕事の教え方」が悪いと言ってきました。教えても聞かずに自己判断で行ったことで期限を守れずに注意をしたことに対してです。また周りの人は「仕事を覚えるフェイズの人」注意をしませんでした。よくこんなことが言えたものだと今となっては思いますが、当時の私は自分が悪い、その状況をどうにかしなくてはと悩んでいました。それは仕事に対する責任感からです。

 

 今思えば、この設定自体、理解に苦しみます。ですが、現時点ではもう離れた身。もう済んだ話。掘り返す気はありません。

 

といっておきながら、後日談として、また理解に苦しむことがありました。

 

 「仕事を覚えるフェイズの人」がとある企画案をつくりました。それをグループのメンバーにみてほしい。そのうえで「提案」をしてほしい。というのです。

 

 私は現時点でもグループ員です。が、その企画を見ていません。見る気もありません。ただそのメールにあった文章だけは読みました。

 

 本当に提案が欲しいなら、こうしたいはあるけれど、提案をもらうにあたっての現状認識や前提条件の記載がない。「提案」してほしいではなく「提案」するのが君の仕事。何がしたいの?アドバイスやヒントがほしいの?

 

それならば、「お目とおしいただき、ご意見・ご感想等あればお聞かせください」言えばいいのに。語彙力がないのか、プライドが高くて言えないの?と思いました。

 

 数日後、同僚が「あの提案見た?」と声をかけてきました。私は「見てない。見る気もない」と伝えたら「そうだよね…」といいながら、同僚が感じたことを話してくれました。

 

 「普通企画書を書くときは、企画書として必ず書く要件があるのだけど、それが抜けてるんだよ。説明資料の体裁は整えているのだけど、1枚目にかかれていることと最後の結論がどう結びつくかがわからない。(途中で論点が変わってしまっている)、企画書に必要な要件としてスケジュールは書いてあるけれど、現状認識や費用感も抜けている。びっくりした。それを指摘したんだけど…」と話してくれました。

 

 「見てないけど、言いたいことはなんとなくわかる。これからどうするのだろうね」とだけ返しました。

(②に続く)


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