今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

やりきらない


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 私は何事も完璧にやろうとする傾向があります。仕事であれば、成果を出すために他人の責任を引き受けてでもやろうとする。つまり手を抜くことができないのです。

 

 手を抜くことは悪いこと。自分ができることを精一杯やることが良いことだと思っているのだと思います。

 

 私は心身のバランスを崩す前に、他人からの評価を得るために、仕事を自分が考える完璧に近いかたちでやりきりました。その仕事から離れるつもりだったし、大切に進めた仕事を良いかたちで引き継ぎたいと思っていたから。

 

 一般的に仕事を「やりきる」ことは良いこととされています。ですが、今は「やりきらない」方が良いと思っています。

 

 なぜそう思うのかうまく整理ができないのですが、やりきることは自分のためにもなるけれど、ためにもならないと感じたからです。

 

 それは、他人軸での評価が基準に入っていたからだと思います。ただ、仕事を「やりきって」得たスキルは私の成長につながっていると思います。それだけでいいのです。

 

 今月始めて大学の単位を取得するための試験を受験します。4・5月に受講したスクーリングでも試験がありました。スクーリングの試験は、受講した内容をもとに試したものです。4月のスクーリングは無事合格、5月は結果待ちです。

 

 通信制大学の科目修得試験は、事前に提出したレポートに合格すると受験できます。レポートは、出題に応じて回答するので、何をやればよいのかわかりますが、科目修得試験は、テキストを読み込んで、試験に回答できるように準備する必要があります。

 

 手掛かりになるのはシラバス(教師が学生に出す授業計画)。そこに科目修得試験の出題について、数行書かれています。正直読んだところで、出題箇所がわかるものではありません。

 

 以前の私であれば、テキストをノートにまとめて、時間切れになる。そういうスタイルをとっていたと思います。それがベストだとは思います。もし、試験勉強を完璧にできていたら、当時希望する大学に入れたかもしれません。その反省もあって仕事はやりきろうとしていたのかもしれない。ふとそう思いました。

 

 今回は、試験に合格するために、限られた時間で成果を上げるための方法を考えで実行してみようと思います。

 

 まずは、シラバスに書かれているなんとなくの出題方針を理解し、提出したリポートを中心に復習し、出題されそうなところをまとめる。そういう方法を試してみます。

 

 「やりきらない」が教えてくれたこと。自分がめざすゴールに対して、限られた時間の中で「合格点」(大学の場合は「自分が目指す水準」)を目指す。いずれにしても100点を目指すための完璧は目指さない。」

 

 2年での卒業、認定心理士を目指す。それにはまずは「合格」。まず今月受けてみて、トライアンドエラーそれでやっていこうと思います。

 

 また、自分の意識を「仕事」から「大学」、「私・個」に変えていきます。私の人生を生きていきます。私の人生を生きるのは私だけです。


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