私は白黒はっきりさせる「白黒思考」、「完璧思考」の側面があります。その私は今仕事に対して「グレー」の状態にあります。
残業をしない状況であることから、業務内容が中途半端なので「グレー」にならざるを得ないのです。これは良い兆候だと感じています。
どのようなことが「グレー」なのか、記します。
今やっている業務、働くことに対して
「やりたい」か「やりたくない」か
正直「やりたくない」気持ちがありますが、仕事としてお金をもらうために働くという点が第一。「やりたい」か「やりたくないか」は二の次
「好き」か「嫌い」か
どちらかというと「嫌い」だけど、仕事内容に感情を持つと疲れるので、お金をもらうためにやることだと考える。
「好きな仕事をやりたい」か「嫌いな仕事をやりたくない」か
上記にも付随しますが、たぶん仕事でやりたいと思う「好き」と感じること、考え方が今はない。
(ただし、「向き」、「不向き」、「適性がある」、「適性がない」は感じる。)
もう一つの視点で、仮に好きな仕事であったとしても、仕事に向かう考え方が変わったので、その仕事を何よりも優先して取り組むのではなく、働く時間の枠内でやろうとすると思う。
(枠外でやろうとは思わない)
「向いているか」、「向いていないか」(「適性があるか」、「適性がないか」)
おそらくない。ただ、それを補完するために、できる範囲で工夫はしようと思うけれど、そのためにがむ者らがむしゃらに頑張って知識を得ようとは思わない。知識が足りない人はわかりそうな人を頼る
「成長したい」か「このままでいい」か
以前は仕事を通じて成長したいと考えていたけれど、今までの自分の知識と経験からできることをやればいいのだと思う。
「この会社にいたい」か「辞めたい」か
以前はこの会社の中での居場所を確保すること、成長して上を目指すことを考えていたけれど、今は自分ができることを労働することで対価がもらえればいい。
「この会社に居続けたい」か「辞めたい」か
いつか定年を迎えて必ず辞める日が来る。定年が75歳に延長されたとしても、すでに折り返し地点は過ぎている。これからは、「会社」よりも「働く」ことで何を得たいか、収入なのか、経験なのか視点を拡げて考えた時に、結論は出るだろうと思う。ただ、75歳までこの「会社」で働くことはない。と直感で感じる。
上記の通り、働くことに関して「白黒思考」、「完璧思考」という観念ではない考え方をするようになりました。また、自分に何かが足りないからそれに対して努力して身に着けるというよりは、すでに持っているものを活用する。足りないところは他人の力を借りる。その範囲で納めるという考え方になってきています。
このように考えるに至るには具体的に「残業をしない」、「仕事の役割が中途半端」という状態が必要でそこから得た気づきなのかもしれません。
今の考え方、「他人軸」ではなく「自分軸」、「ありのままの自分を大切にする」考え方を根付かせていきたい。