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確認行動


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 私は長期で家を空けるとき、家の戸締りや火の元が気になって仕方なくなり、長い時間「確認行動」を繰り返していることがあります。以前からその傾向がありましたが、昨年心身のバランスを崩したときからより強くなりました。

 

 気になる箇所が「コンロのガス栓を閉めたか」、「蛇口を閉めたか」、「電気ポットの線を抜いたか」、「施錠したか」等はもっともの確認事項と思います。加えて、「ガスの元栓を閉めたか」、「洗濯機の水栓を閉めたか」、「エアコンのコンセントを抜いたか」等対応するには越したことはないけれど、通常ではほぼ事故が起きる可能性が低いことばかりが気になってしまいます。

 

 何度も何度も確認して、最近ではスマホで写真を撮ったりしています。一つでも確認し忘れがあるとその日は頭から離れません。一日経って、火災や事故等の連絡がないと安心して忘れます。

 

 以前、掛かりつけの内科の先生にこのことを話したとき、「誰でも長期で出かけるときは気になるものだから、毎日じゃないんでしょ?」と言っていただきました。頭ではわかるのですが、なんでこうなるのかが気になって仕方ありません。

 

自分のこころとむきあってみました。自分が原因で火事を起こしたら、周りに迷惑をかける。また、長期で家を空けることはすぐに家には戻れないことなので、何かあっても自分で対応ができない。そう考えていたのです。自分の家の家財等が心配というよりも、周りを気にしているのです。

 

 上記考え合わせると、ほぼほぼ起きる可能性のないことを考えている。人に迷惑を掛けてはいけない。何事も自分で対応しなければいけない。自分よりも周りを気にしている。極度の責任感。そのような私の根っこにあるものが極端な確認行動につながっているのだと思います。

 

 このことに気づき、極端な確認行動の謎が少し解けた気がしました。根っこにあるものが「確認行動」に表れた。それはほかの行動や感じ方にも影響していることに気がつきました。

 

 気づいたことが一歩、その根っことどのように向き合っていくか。大学で学ぼうとしている心理学が影響を与え、鍵になると感じました。

 


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