私は4月より通信制大学に入学し、心理学を学び始めました。2月に心理学を学びたいと思い始め、その方法として全般的に学べそうな通信制大学を選びました。また、大学を決めるにあたっては、卒業・認定心理士取得にあたり、最も効率的に学べそうなところ、また少ないけれどスクーリングの通いやすさを重視して、もっとも通いやすい大学に入学しました。
入学金をおさめてしばらくすると、段ボールが届きます。そうです。学ぶ科目の教材=テキストです。届いた教材は20冊弱。段ボールの重さとテキストの厚さに、一瞬後ろに後ずさりしました。
私が最も手に取る本はこの教材たちです。教材そのものは専門書のようなものから、一般に販売されている書籍もあり、読みやすい形式もあるので、その点は助かっています。
通信制大学においても3年次に編入するときは、1・2年次で習得する一般教養科目ではなく、専門教育科目が対象になります。心理学を学ぶと言っても、大学によっては、3年次の受講科目が心理学だけで編成されているところ、心理学+建学の精神(仏教や経営、社会学)に関する科目が組み込まれているところもあります。
私が入学した大学でも建学の精神に関して、人材に関する科目があります。こちらは働いているのでなじみがある科目、日ごろの業務に連動する部分もあります。そして、専門科目として組み込まれているものには、臨床心理学やカウンセリング、実際に臨床心理士が行う具体的な心理療法を学ぶ科目もあります。
送られてきた教科書を実際に読み始めると(斜め読みですが)すべてはつながっていると感じました。今の私に必要な情報が送られてきたように感じたのです。
心身のバランスを崩したこと、働くことをどのように考えるか、じぶんがどうありたいか。そういうことを考えている中で、無意識で必要な学びを選択したのだと思います。
当初は大学の卒業、認定心理士の取得を目指していました。そのなかで、学びを通して自分と向き合うヒントをもらうことに気づきました。そして、内なる野望のような大学院を意識し始め、憧れていたゼミにもチャレンジしようとしています。
試験勉強も満足もできていません。それでもまずは卒業を目指してやってみる。
できるできないはありますが、やってみる。そこから。やってみて色々開けていくのだと思います。