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始めてのスクーリング


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 4月から通い始めた通信制大学、5月に初めてスクーリング授業を受けました。スクーリング授業とは、実際に大学に行きリアルで先生の講義を聴く授業です。仕事の就業時間とほぼ同じ、2日間の開催です。

 

 遅刻をしないように前日の夜から持っていくもの、着ていく服を考えて、行きしなにお昼休みのお弁当を購入する時間も考えて出発時間を決めました。授業開始の20分くらい前に教室につきました。早い到着と思いきや受講生の3/4位がすでに集まっていました。

 

 今回受けた授業は心理学の療法を学ぶもの。どちらかというと先生の講義を聴くのではなく、実際の療法の体験もある授業です。とても楽しみにしていました。

 

 一方で、心理学の概論的な知識もないのに、いきなり療法の授業を受けてついていけるのだろうか不安がありました。とはいえ、スクーリングの日程は決まっている。悩むよりやってみる。そんなスタンスで参加しました。

 

 実習の中で「風景構成法」というものに取り組みました。以前、ブログを通じて交流がある認定心理士の先輩から始めてお聴きして知った療法です。

 

 「風景構成法」は日本の精神科医の方が考案した心理療法です。クレヨンで10個のモチーフを描きます。セラピスト(カウンセリングをする人)が画用紙に枠を描き、クライエント(カウンセリングを受ける人)に一つずつモチーフを伝え絵を完成させます。モチーフには、川、山、たんぼ、家等があります。

 

 私も先生が指示する中で一つずつ描き進めていき、絵を完成させました。なんとなく、「川はここ」、「山はここ」と感覚で書いていきます。そのあとに受講生同士で、お互いに「この川はなぜここに書いたのですか?」「これは何を意味しているのですか?」等ワークをしていきます。

 

 私もメンバーに質問をしてみました。そうするとその絵には意味があるのです。例えば、川があります。川の向かいに人が立っているとします。その人は誰ですか?と聞くと具体的に誰という名前が出てきました。その人はなぜそこにいるのですか?と聞くと小さいころ○○さんが川を泳げることにあこがれを持っていたから等、その絵を描いた理由があるのです。

 

 スクーリングの後に行う試験も合格はできたものの、予習もあまりできていなく自分が狙った良い点数ではありませんでした。あたりまえです。勉強が追い付いていなかったのだから。

 

 それでも、一番最初に対面で受ける授業がこの講義で良かったと思っています。実際に体験することで、知識を深めたいと思うことができました。成績は良くなくても心理学へのモチベーションが高まったので良かったと思っています。

 

 またグループの方とも連絡先を好感しました。学生生活を楽しんでいきたいと思います。


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