ここ数日梅雨の戻りというには度を越した大雨が続きました。大雨の前までは暑い日が続きました。私の住むエリアでは昨夜までは雨、朝は曇り、午後には陽がさしました。青い空が見え陽が差すとホッとします。
私はお味噌汁が大好きです。小さいころからずっと好きです。特に暑い夏に飲むお味噌汁は冬とは違う美味しさがあります。冬のお味噌汁が身体があった丸と感じるならば、夏のお味噌汁は身体がシャキッとする感じです。
お味噌とひとくちによっても、赤みそ、白みそ、麹みそ、田舎みそ等々たくさんの種類があります。その種類と差はよくわからないのですが、その中でも、麹を感じるものが特に好きです。
お味噌は少々お高くても好きなものを買います。会津高原のお味噌、こちらはお土産でいただいてからたまにお取り寄せをします。麹感満載で飲み終わるとおこめのかたちのようなものが残ることがあり、それもまた美味しいです。
お味噌汁の具に何をいれるかで味わいも変わってきます。具は食べる楽しみもありますが、具から出る出汁もおいしいものです。
最近は「茄子と茗荷」のお味噌汁にはまっています。茄子のトロッとした、茗荷のシャキッとした触感がなんとも絶妙です。
次に「ミニトマト」、最初にトマトのお吸い物をいただいたのは、タケノコ狩りに行ったとき。そのタケノコと一緒に、大きなトマトが丸っと入ったお吸い物をいただきました。私はトマトが好きです。ですが、トマトをお吸い物にする発想はまったくありませんでした。
飲んでみると、これが美味しい。トマトの出汁が出ているのです。トマトにはグルタミン酸があり、そう昆布にもグルタミンさんがあるように、もしかすると出汁に適しているのかもしれません。
これはお味噌汁にも行けると考えやってみました。大きなトマトをカットしたり、ミニトマトのへたをとって、そのまま入れてお味噌汁に入れています。またそのお味噌汁にオリーブオイルを入れるととてもまろやかになるそうです。これについては、きっと美味しいと思うのですが、まだチャレンジしていません。
もう一つはじゃこ天。スーパーで売っているじゃこ天を適当な大きさにきって、ねぎを添えます。それもじゃこ天の出汁が出ておいしいです。
お味噌汁のお味噌や具は人によって全然違います。また、美味しい、安心する味はそれぞれ異なるように思います。自分にとってホッとする味があるということは幸せなことだと思います。