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ザ・ノンフィクション②彼女が旅に出る理由 ~すれ違う母と娘の行方~


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日曜日14時から放送されている「ザ・ノンフィクション」今週の日曜日(2022年8月21日)に放送されたのは、

彼女が旅に出る理由 ~すれ違う母と娘の行方~

www.fujitv.co.jp

 

 ミサト(28歳)と私は年齢もだいぶ異なりますが、心豊かに生きたいという気持ちは一緒。魂を削ってまで働くのは嫌だという気持ちも同じです。今回はミサトに対して私が感じたことを書きます。

 

 ミサトは日本国内を旅するまえに、若い人たちが自給自足をする施設でボランティアをした後に、北から南まで至る所を旅します。大阪の西成の公園で歌う歌姫の歌を聞きに行ったり、渋谷でのレイヴパーティーに参加したりと心の赴くままに旅をしていました。

 

 旅の資金は80万、軽バン購入に55万、北海道へのフェリー代7万円に使用したとあります。実質18万円を軍資金としての1年3ヶ月旅。ガソリン代、スマホ代はお母さんが負担しています。ミサトは年に数回実家にも物を取りに帰っていました。お母さんはご近所の目を気にしています。

 

 旅を始めて半年が経つ頃でしょうか。冬服を買おうと試着してみても、払うお金がない。試着のお礼にと600円のマスクを買っていました。このころのミサトは悩み切った疲れた顔をしていました。

 

 1年3ヶ月を1時間にまとめたドキュメンタリー。編集で切り出された面で伝わるものが全く異なる。ミサトの本当の姿がどれくらい伝わってきたのかはわかりません。ただ、途中からはミサトが悩んでいることは感じました。

 

 私は心の満足を求めるミサトとミサトが旅先で会う人たちにあまり共感することはありませんでした。(ミサト以外はその人がわかる描写はありませんでした)、ただ、最後にミサトを受け入れたネギ農家の人たち、論客のような高齢男性のことは心に残りました。

 

 ネギ農家の方たちは、ミサトに「ここで働けば?」と月額15万円の雇用条件を出しました。加えて、ミサキが借りた古民家からネギ農家までは車で片道1時間かかるそうで、格安で下宿も提供され、お昼のまかないも付く。平日は下宿で生活でき、ミサトの手元には13万位残るという雇用条件でした。ネギ農家の方たちは、若者の夢を応援しようと思ったのでしょうね。

 

 ミサトは必要に迫られて働かざるを得なくなり、働き始めたら体調を崩してしまい、ネギ農家をやめます。

 

 田舎暮らしがしたい。お金が欲しい、向き不向きはあるでしょうが、農業を仕事にできたら、とても良い条件でした。

 

 体調を崩しただけであれば、復調するまでお休みをすることもできたのかもしれない。病気になってしまったのならば、治療が優先、ご実家が受け入れてくれれば帰る選択もあるでしょう。復調したらもう一度ネギ農家で働くのかもしれませんが、そこは、ネギ農家とミサトの信頼関係かもしれません。

 

 と気になって、「ミサト ノンフィクション」で検索したら、放送後の反響が出てきます。まとめ記事によると、ミサトはテレビ放映の後、自分のインスタでインスタライブをして、「ネギ農家辞めて実家に帰ったら、元気になりました!」と話し、実家では「1人でメロン半分を一人で食べれる」等の投稿がなされていたそうです。

(③につづく)

pleasantbreeze.hatenablog.com


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