絶対に譲れないものは何か。
色々と考えて悩んでいるときに、
「すべてを同等に考えているように見える」との指摘をいただきました。
私はそれぞれの項目に対して、幅広い選択肢を検討し、その選択肢も先まで見通して考える癖があります。項目ごとの選択肢を横並びにした時に、すべてを同等、並列に扱っているようなのです。
例えば、自分を私(プライベート)・個(個人)・公(仕事)という項目で分類し、その項目の中で幅広い選択肢を検討します。
その選択肢は
私(プライベート)では、〇〇、●●、##
個(個人)では☆☆、★★、++
公(仕事)では、△△、▲▲、**とします。
この9つを自分という大枠に戻したときにすべてを同等、並列に扱っている傾向があるのです。
それぞれを同じ土俵で同等に考えることは良い点とも言えます。
ですが、
項目(ここでは私(プライベート)・個(個人)・公(仕事))ごとの配分を決めているのに、自分全体として、仕事の比率を25~30%に下げると決めているのに、自分全体に選択肢を戻したときに、すべてを同等、並列に扱おうとする。
そしてできるものなら全部やろうとしている節がある。
私にとってはこれは大きな気づきです。
心身のバランスを崩す前までは、公(仕事)を人生の90~95%で考えていたので、私(プライベート)・個(個人)を後ろまわしにしていました。それを同等に考えられるようになったことはとても大きな進歩です。
ところが、それができるようになったのに、
自分全体として「絶対に譲れないものは何か」という一番大切なことが、ぼんやりしている。
選択肢の優先順位が付けれなくなっている、加減をつけれていないことに気がついたのです。
言葉を変えれば、「詰めが甘い」。
前向きにとらえれば、詰めることができれば、「絶対に譲れないもの」が見つかり、それを中心に考えられる。
「絶対に譲れないもの」は、潜在意識の中には必ずあるはず。ただ、その部分に気づかないようにしてきたから感度が鈍っている。
詰めるまで考える。いや、考えて答えが出るものでもないのかもしれない。
「絶対に譲れないもの」を意識して、感度を高める。
感度を高めることで、ある日突然わかるのかもしれません。
わかったようなわからない文章です。
とても抽象的ですが私にはとても大切な気づきです。
自分の中からわき出たこの思いをきちんと書き留めて、意識していきます。