学生～社会人なりたてのころ友人から悩みの相談を受けた時のはなし。延々と電話で話を聞いたり、あっても話もしました。
学生のころ、Mさんは好きな男性ができました。その男性Nさんは、Mさんより年上、社会人になりたての人でした。ですが、Nさんには、本命の彼女がいるそうです、NさんはMさんに対して、「あなたのことは二番手です」と言われたそう。それでもMさんは、Nさんのことが大好きで、自分は二番手のままでいいと言っています。そのうえで、Nさんに会ってほしいとお願いされました。
Mさんに頼まれて、Nさんにあった会ったときのこと、Mさんが席を外しているときに、Nさんは私にも「Mさんのことは遊び相手でしかない。それを本人にも言っているのだけどこうやって会っている」といいます。私はMさんに「Mさんからもそう聞いている。だけど、Mさんが私にNさんに会ってほしいというのは、MさんがNさんのことを本当に好きだから、Nさんの真意を確かめてほしいってことだよ。どうするの？」と聞きました。帰ってくる言葉は同じ。「Mさんのことは遊び相手でしかない」
３人での食事後、MさんにNさんのことをどう思うか意見を求められました。私は、Nさんから聞いたことをすべて話しました。Mさんが二番手でいいというなら何も言えない。ですが、付き合いを辞めた方がいいと思う。と伝えました。
そのうえで、MさんはNさんがMさんを愛しているかということを私を通じて確認したかったみたいです。私から見れば、Nさんはだらしないけど、Mさんに遊びだというところは正直とも悪人ともいえる。
ただ、MさんがNさんの本命になる可能性は限りなく低い。その上で関係を続けるのは本人同士の問題でしかない。それからもMさんとNさんの関係は途切れたりなんだりして、長く続きました。
いつもMさんはNさんのことを相談してきます。半ば自虐的に話すこともありました。いわゆる愚痴を言いたいのでしょう。でも、聞いてる方は大変。とはいえこの頃はこういう話をするのもそんなに苦ではありませんでした。
このことではありませんが、Ｍさんは私に意見を求めてきたときに、「あなたもそうじゃない」と言い、なぜかそこから私が責められる展開になることが多々ありました。
私が、Mさんが期待すると言葉を言わなかいからか、Mさんの意見に同調しなかったからか。少なくとも意見を言ってほしいと言われたから答えたことなのに。感情的になってまくしたてられます。私も感情的に言い返すこともありました。
Mさんとの間ではこのような展開が多く、だんだん私も疲れていきました。
（②につづく）
