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あなたもそうでしょ②


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 学生時代の友人Mさんに、相談され、意見を求められ、自分の意見を伝えた時に「あなたもそうでしょ」と責められた話の続きです。

 

 Mさんとは、社会人になってからも交友がありました。Mさんは勤務先で知り合った別事務所の人Oさん(既婚者)という人に興味がある。一緒に飲みに行ってほしいといいます。

 

 メンバーは、男性はMさんとOさんと同期の男性と私、私以外の3人は別事務所だけど同じ会社の人。MさんとOさんの同期の男性はその時が初対面でした。

 

 今思えば、学生時代にNさんに会ったときと同じような場、MさんはOさんのことが好きになっていて、私に会わせたかったのでしょう。

 

 会話自体はその業界の話を聞けて楽しかったです。会は二次会とダラダラ続き、終電がなくなる時間が近くなり、事件が起きました。

 

 事件は当事者同士は良いかもしれませんが、巻き込まれた方は後味の悪いものでした。結果として、私に実害はありませんでした。ですが、私の中で何かがブチっと切れました。

 

 Mさんは翌日以降、何度も私に連絡をしてきました。電話でMさんが言いたいことは聞きました。ですが、共通の友人の結婚式等であっても、前のように話すことはありませんでした。

 

 おそらくMさんは事件も、自分を正当化したかったのでしょう。さすがにこの件に対しては、私に対して「あなたもそうでしょ」とは言えない。それでもきっとあって話をしたり、私がMさんの意にそぐわないことを言ったなら、私を攻撃してきたでしょう。

 

 「あなたもそうでしょ」というのは、「あなたのためを思って」同じ。自分を正当化するために使う言葉。言われた方でなく、言う方が、「自分は悪くない、あなただってそうじゃない」言いたいがために。

 

 私自身も意に沿わないことを言われたときに、自分が苦しいことをわかってほしい、自分を認めてほしいと、Mさんのように言い返していたことがありました。

 

 自分で自分を認められず、話す相手に救いを求める。その救いを求められないから言い返す。相手を責めても何にもならないことがわかりました。

 

 他人に救いを求めるのは自己肯定感が低いから。自分を肯定できていたら、他人に言われるいろいろなことを聴き、自分のために活かすことも聞き流すこともできる。言うほど容易くないけれど、自己肯定感は大事だと思います。

 

 

 共通の友人を通じて、Mさんは私に会いたいその友人と3人で会えないかと言っているそうです。私は友人にMさんとは会う気はないことを話し、私がそう言ってると伝えてお断りをお願いしました。

 

 Mさんは成長して昔とは変わったかもしれません。ですが、またあの日のように責められるかもしれないと思ってまで会いたい理由はありません。それで良いと思います。

pleasantbreeze.hatenablog.com

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