今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

うん、うん


スポンサードリンク

 久しぶりの登場、仕事を覚えるフェイズの人の話です。仕事を覚えるフェイズの人は、なんでも自分でやろうとするところは良い点ですが、習う前に自分のやり方でやろうとし、大きなミスを犯しました。それを人の性にしています。

 

 私はこの人と一緒に仕事をしていましたが上司と積極的に仕事を教えようとしない指導者には「仕事を覚えるフェイズの人は、言われたことが5つあると1~2つはできない(やらない)。また、確認ができない。それを指導する必要がある」と伝えていました。 

 

 「あなたが教えてあげればいいじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。教える立場には、積極的に教えようとしない指導者がいました。忍びなく、最低限のことを教えたところ、できませんでした。仕事を覚えるフェイズの人から言われた言葉は「あなたの教え方が悪い」。私はその時点で仕事を教える気持ちはなくなりました。

 

 ずっと気になっていること、私や上司に対して「うん、うん」と相槌をうちます。

 

 一般のお客様からの電話でも「うん、うん」と言っています。「うーん、うん」というときも。その表現でおそらく相手のいってることを丁寧に受け止めてるつもりなのでしょう。

 

 ビジネスで話をきくときの相槌は「はい」。どこかの企業に電話をして、相手の担当者に「うん、うん」と相槌を打たれたら非常に残念に思います。

 

 同僚も気になったようで、「私もお客様に対して『うん、うん』というのが気になってた。最近の若い子はそうなのか…。今度注意してあげようと思う」と言っていました。それから半年ほど経ちます。いまだに仕事を覚えるフェイズの人は「うん、うん」と言っています。

 

 同僚が注意したかしないかは定かではないけれど、今まで見てきた限りでは、仮に指摘を受けていても、言われたことの意味が分からないのかもしれません。

 

 周りが注意をしないのは、私のように見切っているのか、無関心なのか。余計なことを言ってパワハラと言われたくないのか。

 

 人それぞれ異なる考えを持ち、それに対して良い悪いはない。その人の個性。ただ、人が集まる中でのコミュニケーションにおいて、一定のマナーを実践できない人は、そこまでの人だと私は思う。

 

 以前の自分であれば、親身に必要性を説こうとしたと思う。そうしなくなったことは、自分の成長だと思う。

 

 


スポンサードリンク