「相棒 Season21」が始まった。私は杉下右京と亀山薫の相棒再結成をこころから楽しみにしていた。それなのに放送日を今日(10月13日木曜日)と勘違いしていたが、昨日(10月12日水曜日)放送直前に気付き、番組を視聴できた。
ここのところ「相棒 Season21」放映に伴い、傑作選の再放送がなされていた。なかなか見れずに、いきなり「相棒 Season21」の初回を見ることになった。
亀山薫は、政治腐敗が蔓延する国サルウィンで亡くなった親友の死をきっかけに、警視庁を辞めて「正義」を教えるためにサルウィンに渡りました。
亀山薫は、校長となり「正義」を教えてきた。その生徒たちは正義を貫き、腐敗した政治から国を取り戻します。その反政府組織活動のリーダーとともに亀山薫は国賓として来日します。
杉下右京がサルウィンからの国賓を迎えるパーティー会場につきます。私にはなんとなく杉下右京が亀山薫との再会を期待し、心が弾む様子をひた隠しにしているように見えました。
杉下右京と亀山薫の再会シーン、亀山薫が「右京さん」と呼びかけ、茶目っ気たっぷりに柱の後ろに隠れるも、杉下右京に見抜かれて、呆気ない再会を迎えます。
杉下右京と亀山薫が一緒に画面に写っている。その姿にこころが安心感でみたされました。
二人が話していると、亀山薫の携帯に犯人から事件の予告メールが入ります。そこから二人のやりとりがはじまります。今までの相棒も素晴らしい。しかし、亀山薫の相棒は安心感、どっしり感、リズム感があるのです。目頭が熱くなりました。
続々とレギュラーメンバーたちが顔を見せます。亀山薫の登場は14年ぶりなのに何の違和感もありません。
すんなり見れつつも、心が熱く感じる何か、画面から役者さんの、番組を作る人たちの熱い思い、温度が伝わってきました。
初回は二話構成。来週は続編の放送となります。番組を見終わり、振り返ると亀山薫の正義感や教え子たちの正義感、それを逆手に取った犯人の狡猾さも見えてきます。1時間ちょっとの放送ですが今回もとても濃い内容でした。
来週の放送が今から楽しみです。