今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

おとぼけさん②


スポンサードリンク

おとぼけさん①の続きです。

 50代後半の人柄の良い男性、物忘れが多く、最近は話のつじつまが合わないと感じることが増えました。

pleasantbreeze.hatenablog.com

 

 私も年齢を重ねて、物忘れが増えてきた。忘れたことさえ忘れていることもあると思う。仕事に関心がないので、情報は右から左に流れていく。それを自覚しているので要点とやることをメモを残す。誰かから何かを聞かれたら、記憶がない時はやりとりの履歴を確認します。

 

 おとぼけさんは、まわりが「あれ?」と思っていることに気がついていないように見えます。ですが、物忘れが多いことを気にしてはいるようです。もしかするとご病気なのかもしれません。

 

 おとぼけさんのすべてを見ているわけではありませんが、私が見える範囲の仕事でも「忘れていないこと」やしっかりと興味関心がある「趣味」もあります。

 

 「忘れちゃうんだよね」という言葉、「忘れてしまうこと」に改善を図っているようには見えません。それは、そうやって働いてきたおとぼけさんの仕事術、処世術なのかもしれません。

 

 私はおとぼけさんが「頼まれたことも本人の言うとおり意識しないで放置してきた。トラブルになった時だけ対応するスタンス。」で「物忘れが多い」という特徴がある人なのだと思います。また、進行性の病気かもしれません。注視してみていきたいと思います。

 

 チームの一員の女性が対策を考えなきゃねと言います。自分が忙しいからか、仕事量が少ない私にそれをやって欲しそうなニュアンスで話しかけてきました。はっきりとそういわれたわけではありません。彼女が私に対応を期待している感じたのは、仕事が少ないと感じている私の引け目、思い込みが映し出しているもの、私のこころかもしれません。

 

 仕事が少ないのでやろうと思えばできるでしょう。ですが、これもお試し試験だと思っています。おとぼけさんが忘れてしまうのは、おとぼけさんの問題。おとぼけさんのフォローをすることは、私がしなければいけないことではない。私が今までと同じように「自分がやった方が早い、自分がラク」と思ったら、元の私、仕事中心だったころの私に戻ってしまいます。

 

 私がするのは、相手に合わせるのではなく、自分のしごとをきっちりやって、周りと関わる範囲を決めて、その範囲を守ること。

 

 おとぼけさんがご病気であったなら、会社としてサポートすることです。(私だけがサポートするのではないという意味です)おとぼけさんが仕事に対するスタンスを変えない、個人の特性なら、おとぼけさんに責任があることです。

 

 以前の私なら、今のおとぼけさんのような人に全身でイライラしていたと思います。いまは物理的な目は傍観し、心の目は自分に向いています。

 


スポンサードリンク