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ありがとうを言わない人①


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 先日、職場の男性から「パソコンのソフトが使えない。手を貸してほしい」と頼まれました。既に他の人に相談をしていて、自分のパソコンのソフトではできないと言っています。お困りの様子。「分りました」とお答えしました。

 

 男性から依頼を受けた時に、ひがみのような価値観が浮上しました。「私の業務があまり忙しくない。暇だから頼まれるのか」と感じたのです。それは、今の私に対して私が感じていることだということ。それにはすぐに気づけ、手伝うことにしました。

 

 男性のパソコンを見ると、そのソフトで行いたい作業ができない設定になっていました。私はその状況を調べて、対応策を取り、その人のパソコンで作業が出来るように設定をしました。ソフトが壊れているのではなく、設定の問題でした。

 

 ソフトの設定自体は難しいものではありません。ネットで調べればわかることです。追加で特殊なソフトを入れるわけではありません。ソフトの使い方を調べる気持ちがあればできることでした。

 

 その男性は、パソコンでの事務作業が面倒になっている。けれども、自分でやろうと思ったけどできなかった。それで2人に相談をする。私の前に質問を質問を受けた人は、私よりもパソコンに詳しい人でした。

 

 私の前に質問を受けた人のスキルであれば、調べれば(調べなくても)わかる内容だったと思います。私がわからないことを聞くと120%の回答を返してくれる人、調べてまで対応する気はなかったのだろうと感じました。その対応はそれまでのことを考えると意外でした。

 

 話を戻しまして、私がその男性のパソコンのソフトの設定を変更し、その男性が行いたい作業ができるようにしました。設定を変更した内容を男性に説明している時に、違和感を感じました。説明後に男性が言った言葉は「やればいいのね」でした。

 

 私が感じた違和感。それは、「ありがとう」と言われなかったこと。

 

 男性は、自分で作業をするのではなく、私に代行してほしかったようです。私が代行せずに、その男性ができるようにしてしたことが意外、というよりも期待外れだったようです。

 

 それならば、最初から「自分のパソコンではできないから、代わりにやってほしい」といえばいいのに。その空気は感じましたが、それでは根本的な解決にはならないし、この先もお手伝いを求められてしまいます。「やればいいのね」は男性がその作業をするのが嫌だったのでしょう。

(②に続く)


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