通信制大学の科目習得試験について、学んだことが記憶できない。このあたりのこととイメージできても説明があできない。心理学を学びたいのに試験対応勉強になってしまっている。これでいいのか。自分の言葉で説明できるようにしたい。という記事を4日前に書きました。
そのときにこの標題「アウトプットの大切さ」という題目で下書きをいれておいたら、数日前にまさにヒットする情報が手に入りました。
知人に勉強が進まないことを話したら、「アウトプットがいいらしいよ!」と「頭がいい人の脳の使い方」という、東大を卒業された方小田全宏さんという方の本を教えてくれました。
「時間がなかったら、ユーチューブで検索すると、本の解説をしている動画があるよ」とも。検索して2つ見ました。印象に残ったことを書き留めます。
頭の良し悪しは遺伝で決まるものではなく、使い方によって決まる。その使い方をマスターすればよいというもの。
これからAI 社会が進み、知りたい情報が何でも手に入る時代が来ます。その情報を正しいかどうか判断できるのは自分の記憶、知識。記憶力が高い人が情報を判断できるようになる。それには記憶力を高める必要があるそうです。
記憶力を高める方法として印象に残ったのは
1.アウトプットしながら記憶する
2.本当の理解を追求する というもの
1.アウトプットしながら記憶する
人はインプットだけで記憶するのは難しい。入ってきた情報をアウトプットすることで、脳にインプットされる。脳にインプットするには「人に教えること」が最も有効な策だという。人に教えることで、自分の頭の中で言葉を発するから。こうやって記憶していったものが知識として定着する。
2.本当の理解を追求する
試験勉強等時間がないからと知識を一夜漬けで詰め込む。これは短期記憶にはなるけれど、理解を伴わない、そのため、どれだけ詰め込んでも理解して納得することにはつながらない。理解することで脳の深部に届く。
忘れない・覚えたいことは理解をベースにするといい。「そうなんだ」と腑に落ちる感覚が脳は大好きだそう。その脳の感覚がが記憶を定着させる。
理解して納得することは短期的には時間がかかるかもしれないけれど、長期的には理解が進む。(知識を詰め込んでも短期記憶は忘れてしまう)
この話を聴き、耳が痛い思いでした。また、これが私に必要なことだと感じました。教えてくださった方に心から感謝です。
そしてこの記憶力を、ここぞというときに必要なときに活かすにはという解説もありました。その中で印象に残ったものも2つ書き留めます。
1.ウィルパワーを温存する
ウィルパワーは成し遂げたいという意思。意志力を上手にコントロールする。朝起きた時が100だとすると、一日に数々の選択をすることでパワーは減っていくそう。帰宅してやることがあるのにスマホ等を見てダラダラしてしまうのは、このウィルパワーが減っているから。
2.スケジュールに集中する
例えば19~21時までは集中すると決める。そのとき、目の前に集中するしか目に入らないようにする。例えば、スマホを目の届かないところに置く等し気を散らすものを視界から減らす。
とても大切な教えです。アウトプットを大切に知識を定着していきたいと思います。