卒業論文を書くにあたり、気になっている分野の方たちが集まる心理学の会合にに参加した。ひとことで心理学と言っても、臨書心理学、発達心理学、行動心理学、認知心理学等などたくさんの分野がある。
メンバーには著名な方もいらっしゃいます。参加してみると、会の雰囲気は和やかで、初めて参加する人も発言ができる会でした。
会合への参加形式は、リアルかオンラインか選択ができた。私は科目修得試験の追い込み中だったため、オンラインで参加した。
この会、スピーカーの方たちが自分の考えや気になっていることを話す。その話をきき、リアルもオンラインもグループ分けされて、発言する機会もあり、面白かった。リアルで参加できなかったことは残念ですが、オンラインでも大いに刺激を受けました。同じようなことに興味がある人たちの集まり、感覚的に理解できるものがあり、居心地が良かった。
いろいろな話をきくなかで、スピーカーの方たちが、異口同音でおっしゃっていたメッセージがあった。それは「自分を信じろ」
それぞれの方がそれぞれのご経験の話を交えてお話になられていました。私なりに解釈すると、「自分の中に答えはある、自分が感じたことが大事、他人を信じるな」、「何か気になることや小さな違和感があれば、自分に問いてみよ」というメッセージだったように思う。
仕事で上司から必要以上のプレッシャーをかけられて追い詰められたり、上司からの評価や処遇で心を痛める人もいる。それは、上司の都合だったり、権力者の好き嫌いだったり、見えない制限だったりする。
マスコミで報道されていることは、そのテーマの1部分を切り出したものに過ぎない。1部分の切り取り方は、報道内容を選択する人が切り取った部分。つまり、報道されていることが、そのテーマ全てではない。情報を選択する基準は自分にある。
「〇〇がいいよ」と勧める人がいる。勧める人にとって、それは良いかもしれないが、自分にとっても良いとは限らない。
自分の周りで発信されている情報に違和感を持つなら、その違和感を感じた自分の感性を信じる。
他人が自分の行く道や幸せを決めるのではない。自分が行く道や幸せを決める。他人の言うことや周りに違和感があるなら、自分に問いて見る。それを繰り返すことで、自分の価値観がわかってくる。その自分の価値観を大切に生きることが大切だと感じます。
いただいたメッセージの消化吸収にはいたっていませんが、自分にとって、今必要な大きな気づきでした。
