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心豊かに生きていきたい

理不尽な現実に折り合いをつける①


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 今朝ネットで偶然見つけアルフレッドアドラーの言葉「健全な人は、相手を変えようとせず自分がかわる。不健全な人は、相手を操作し、変えようとする。」その言葉を見て思い出し、ふと答えが出ました。

 

 以前「求められている役割と実際が異なること」の話し合いをした後に、こう言われました。

 

「今まで理不尽なこともたくさんあっただろうけれど、折り合いをつけて乗り越えてきたのでしょ。(今までの状況は)自分のことだけ考えていればよかったけど…」

 

 ここから先は実際には言われなかったけど言いたかったであろう文脈「自分のことばかりではなくて、周りのことを考えて、それが嫌でも理不尽な環境を受け入れて、折り合いをつける必要があるんじゃないの?」

 

 この時の私は、心身のバランスを崩してからの回復中の前期。今も回復中ではありますが、目安では30〜35%程度の回復具合でした。この言葉は胸の中にずっと刺さり続けています。

 

 心身のバランスを崩して、周りに大きく配慮をしてもらっていることを感謝しています。曖昧な役割には助けられた部分もあるけれど、葛藤もありました。

 

 相手の立場から、そういいたくなる気持ちはわかります。相手の発言の趣旨は、私への批判とそうはいっても何とかしてほしいという期待とどちらもあったのかもしれません。

 

 私の立場からすると、働くことが難しくなるほど心身のバランスを崩した後に、自分を優先する以外の選択肢はありません。ましてや、自分には明確な役割や責任がないのに、他人がやらないことをやってほしいという感じは苦痛です。原型を変えて、心身を崩してまでやる仕事なんてありません。

 

 急な遅刻早退、休暇もなく勤務時間に出社し、見た目は普通に見えてるかもしれません。それは、自分でも見えないところ、無意識で努力し続けていることでもあるのです。それが、心身のバランスを崩した後の私の状態です。ただ、このような状態というのは周りの人にはわからないだろうとも思う。経験する前の私もわからなかったから。

 

 相手が言いたいことは、会社組織の現状を考えて、あなたは理不尽な現実に適応し、折り合いをつけて欲しいということだったのだと思います。

 

 会社第一主義でなく、生活するためのお給料をいただくために働くとなった今は、自分が働くことの優先順位が高い。見方は対極的に異なる。

 

 最終的には私の意をくんだ対応をしてくださり今に至ります。とても感謝しています。また相手も葛藤があったのだと思います。

 

 気持ちは一つではありません。今の仕事が少ない状態を理不尽だと感じている気持ちもあります。/上司と話し合って決めた業務分担からそれ以上積極的に増やす気持ちもない。

 

 今の現実に自分の気持ちの折り合いをつける。それが今の生きるための収入を得るために働いている新しい価値観「理不尽な現実に折り合いをつける」解釈です。

pleasantbreeze.hatenablog.com


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