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お化粧


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 久しぶりに見ました。朝の交通機関でメイクをする女性。この2週間で同じ女性が2回メイクをしている場に遭遇しました。

 

 彼女が施していたのはアイメイク。眉毛を描いたり、アイラインをひいたり、アイシャドーを塗ったり。小さなコンパクトを左手に顔を覗き込みながら、右手で一生懸命メイクしていました。

 

 年齢は30代前半くらいでしょうか。私含め周りの女性たちは、半ば呆れた視線で彼女をチラ見し、男性たちは見て見ないふりをしていました

 

 私も20〜30代の頃、遅刻しそうな時に、交通機関のなかでファンデーションと口紅を塗ったことが複数回あります。みっともないと思いながら、出社後すぐに人と会う予定等があったときにそうすることがありました。ファンデーションを塗るのは恥ずかしくて、屈んで口紅だけ塗っていました。

 

 交通機関でメイク実績がある人が言えたことではありませんが、公共の場でメイクは恥ずかしいことです。本人はメイクできて良かったと思っているのでしょうが、居合わせた周りは見苦しく、できれば居合わせたくない光景です。当時私がメイクをしている姿を見た方々には申し訳なく思います。

 

 以前同僚と会社のフロア内にある打ち合わせテーブルでランチを食べていました。打ち合わせテーブルは、会議室ではなく開けた空間にあるので、フロアにいる人から丸見えです。

 

 同僚といても、少し年上のお姉さんたちで、食事が終わると話しながら、化粧直しをしていました。私ともう1人はその場では、口紅の塗り直しもしませんでした。他は話しながら平気で化粧直しをしています。

 

 会議室等特定の人たちの場なら結構ですが、普通にフロアにいる人から丸見えです。一度化粧直しはお化粧室でした方がいいのではと柔らかい表現で伝えてみましたが、「そんなこと気にすることないよ」、「会議室がないのだから仕方がないじゃん」とのこと。

 

 話す話題も含め、そのメンバーと過ごす時間はだんだんと苦痛になり、段階的に脱退しました。

 

 その人がそれで良いというものを止める理由もありません。ですが、会社のフロアは公共の場です。マナー違反だと感じます。

 

 先の話交通機関でメイクをする女性の話に戻ります。彼女にとって移動時間=メイク時間なのだと思います。それはその人の時間の使い方なので口を挟むことではありません。

 

 ですが、彼女のメイク後の姿は美しいでしょうか。化粧とは顔を美しくみせるために化粧品を使って美しさを作るもの。化粧品はその人のお顔立ちには彩を添えるかもしれない。

 

 お顔立ちが美しくても、美しくない人はたくさんいる。人の表情にはその人の人柄やその人が持つ内面の魅力が現れます。それは、化粧ではつくれない。本当の美しさはその人の内面からあふれでるものだと私は思います。


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