①では私は静かな退職を実行していると書きました。その静かな退職とは、給料をもらっている分だけ仕事をする働き方です。それは、自分を守るためです。
週末このような記事を読みました。このリンクした記事にある「静かな退職」とは、仕事への熱意を持たず、必要最低限の業務のみをこなす働き方だそうです。また、「静かな退職」を実行している人は今や働く人の60%いるそうです。
給料をもらっている分だけ働き方ということと、仕事への熱意を持たず、必要最低限の業務のみをこなす働き方、言葉だけ読むと、同じように見えるけれど、この記事で取り上げられている人は私の「静かな退職」だとは思わない。
紹介されているのはこんな人です。
社会人3年目のえりさん(20代)も、「仕事はできるだけサボった方が勝ち。頑張ったとしても給料は変わらない」との持論を持つ。新入社員の頃から「パソコン打ってる感」を出したり、「作業してます感」をだしたり…。
そんなえりさんは、入社数カ月で休職届を出し、いまも休職中だ。身体の不調は無いが「病院で“適応障害”の診断書をもらって提出し、今は会社に全く行っていないが給料の8割をもらっている。『会社側が原因で病気にさせた』ことになっている。働かないでお金がもらえてラッキーだ」と話す。
このえりさんという女性は、サボることが念頭にある。私は、サボることが目的ではない。自分と仕事との境界線を設けることにより自分を守るために、給料の分だけ働く。また、役割以上に働いたことで、信用の貯金はできたかもしれないけれど、自分が思うようにわかるような評価を得られなかった。なので、そこで頑張ろうとは思いません。
私が考えている「静かな退職」とサボることが目的の「静かな退職」は全然違う。加えて、病気でもないのに、病院で適応障害の診断書をもらって、休職、会社の制度で、給料の8割をもらっている。それで旅行にも行っているそうだ。
一生懸命働いていて、心を痛め、心療内科に行く。そういう人が休職をするのと、この女性のように、制度を利用するために診断書をもらって収入を得る。全くもってお話にならない。酷すぎる。(③につづく)