今日衆議院議員が解散された。合わせて自民党において、非公認とする議員12名が公表された。
この一連の流れ、1)自民党総裁選で石破茂氏が総裁に 2)10月9日衆議院解散 3)自民党において10月9日裏金議員12の非公認が確定 4)10月27日選挙 について、色々な声が上がっている。
非公認となった議員は恨み節を言っている人もいる。議論を尽くした後に総選挙をすると言っていた石破茂氏はぶれている。一度裏金議員を公認すると言っておきながら、一部をしないなんて、軸がない。その通りだと思う。
しかし、違う一面もある。ここでは、政策や政党を支援する・しないについてではなく、政治が変わるか変わらないかという点で私が思ったことを記載します。今回のこの流れ、今まで変わらなかった、誰も変えようとしなかった、政治の政界では罷り通っていたことに対して、一石を投じたと私は感じています。
非公認となった議員は恨み節を言っている。確かにそうでしょう。党の基盤があるとないでは選挙での票の行方は大きく変化します。うやむやにこのまま進むと考えていた人の方が多かったと思います。
しかし、そもそも非公認となる原因を作ったのは誰か。裏金に関する疑惑を作った本人です。その本人が、本人の力で民意を問うということ自体はとても真っ当だと私は思います。
議論を尽くした後に、総選挙をすると言っていた石破茂氏はぶれている。石橋は常に自民党員でありながら、自民党の主流派とは異なる軸から発言されてきました。なので私も、びっくりしたし、残念にも感じました。
今回の総選挙の時期はもう主流の流れで変えられなかったのかもしれません(総裁なら変えられるだろうとも思いますが、、、)。
一度裏金議員を公認すると言っておきながら、一部をしないという今までとは異なる決断です。裏金に関して、自らの方針を打ち出し、実行したことは、大きな決断だったと思います。
会社の中を見ても、思わしくない風土・習慣というものは、一朝一夕で変わるかというとそうではありません。何かしらがきっかけとなり、それが広がって、時間を掛けて根付いていくものだと思います。そうやって考えると、今回のこの一連の流れは、私は政治が変わるかもしれない「最初の一歩」のように感じています。
総選挙の結果どうなるのでしょう。有権者も一人ひとりが今の状況に対して貴重な1票を投じていく。変わらないと言っていて、行動しなければ何も変わらない。最初の一歩は大事だと思う1日でした。