今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

ほころび


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政治とカネ。カネとカタカナで書くと汚い感じがします。

 

 裏金問題。パーティー券を売り捌いたお金の一部を政治家にキックバックするというものらしい。自民党安倍派という最大派閥からほころびが始まり、隠せないくらいに公になりました。

 

 未来の総理を目指していたであろうあの人もあの人もあの人も大臣や役職の辞任に追い込まれました。

 

 追い込まれたというと、被害者のようですけれど、事実であれば身から出た錆です。

 

 岸田総理は安倍派の人たちを事実上更迭しました。他の派閥にも広がっています。余計なお世話ですが、自らが率いる岸田派は大丈夫なのでしょうか。政治を知らない人から見ると、派閥という徒党のしくみは同じに見えます。

 

 勇気をもって実情を告発する議員もいました。最初にキックバックを知ったときは、違和感があったのでしょう。利得もあり大きな流れには逆らえない。集団の心理として、おかしいと思っても逆らえない。集団の中では当たり前だから、どんどん感覚が麻痺したのでしょう。

 

 政治家の皆さん、ご存知のことと思いますけれど、一般企業では、営業先に商品を売り、キックバックを受けたら、コンプライアンス違反で懲戒になる話です。そして、キックバックを受けた従業員ひとりの問題ではなく、その企業の問題となり、その企業は社会的信頼を失います。

 

 一般企業に勤める人なら解雇されるかもしれません。その企業は社会的信頼を失います。そして、その解雇された人は、しばらくはどこなの企業に就職することは難しい可能性が高いです。一般企業で収入を得る人はこのような感じでしょう。

 

 政治家の本業として素晴らしい功績を残しても、世の中を欺くようなことをしたら信頼を失うのです。

 

 振り返ると政治家の言葉の使い方、節々に感じる違和感は、政治家たる特権意識のあらわれだったように思います。

 

 一般企業でも、言葉遣いを知らないだけの人と節々に感じる違和感を感じる人もいます。節々に感じる違和感を感じる人は、大概自分は特別だと思っているように私は感じます。

 

 最近の岸田総理、目に力があり、言葉に勢いがあります。内心の動揺が表れています。。

 

 奇しくも安倍元総理がお亡くなりになってから政治を取り巻く流れが変わりました。特捜部の方々、この流れに乗って政治の膿を出す大きなきっかけをつくってください。こうやって社会は変わっていくのだと思います。

 

 政治家の中でも事実と思われることを話し始める人がで出てきました。政治家としての説明責任を果たそうとしている。良い傾向です。

 

 200年続いた地の時代は権力や肩書きが重視される時代でした。今は2020年から始まって3年目となる風の時代、風の時代では目に見えないものに価値が置かれ、より個人が重視される時代です。

 

 この問題からこの国が良くなる、お金ではなく人々が生きやすい、こころ豊かになるシフトチェンジのきっかけとなりますように。


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