今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

経験から始まること

 本日TOEICを受験しました。私の英語の学びの状況、英単語帳1000問のうち300字の学習のみ、文法や実際の問題集などには手を付けないまま、つまりほぼノー勉で受験しました。

 

 2日前までは受験を辞めようと考えていました。テストは2時間。この状況で受けても良い結果は望めない。しかし、高いお金(7,810円)は支払い済み。受験しなければ、払ったお金は無駄になる。3月にあきらめて受験しなかった心理学検定(7,700円)をチャレンジしなかったことを思い出す。

 

 心理学検定は合格を狙っていました。しかし、勉強が全く追いついていなく、合格という目的が果たせないことが分かったのであきらめました。2月に終わった卒業研究の後の学びが思うようにいきませんでした。

 

 一方で、TOEICは4月の頭から勉強を始め、単語帳の無料アプリからで毎日15分くらい英語を聞き、単語帳の読み上げを3週間続けていました。義務で受けるわけじゃないし、点数を報告する義務もない。TOEICを受けようとした目的を考えると一度受験しておいてもいい?と考え、前日に受験を決めました。

 

 私がTOEICを受ける目的は、大学院受験において、希望校のうちの一つが、TOEICの点数により試験免除があるからです。とはいえ併願するであろう大学は、TOEICの点数は関係ない。

 

 大学院受験で求められる英語は、心理学の専門用語だったり、英語の論文を要約することだったりするので、TOEICの学びは、大学院受験の英語勉強に役立つかというとそうでもない。わかるような気もする。

 

 とはいえ自分の英語力がどれくらいなのかわかりません。おそらく中学生英語レベルです。TOEICではたぶん300~350点(もいくかわからない。最高点は990だそうです)。何らかのジャッジが出れば、どこから始めるかも定めやすいです。

 

 それにこの3週間、英単語を覚えようとする読み上げや聞くことに対して強烈に嫌になりませんでした。

 

 大学院受験は置いておいても、1度試験を受ける経験をすることは、必ず次につながる。それに受けて見なければ、いつまでも受けてみようと思う。

 

 今日は少し早く起き、試験会場に向かいました。この試験会場、入り口がわかりづらい。迷う大群の流れについていき、どうにかたどり着きました。

 

 前半45分は、試験問題用紙に書いてある質問を流れてくる音声から答えていくLisning。後半75分は試験問題用紙に書いてある英語を読んで答えるLeading 。

 

 隣の方、おそらくハイスコアな方。受験慣れしてる風でサクサクと答えていました。私はなんとなくわかるものもあれば、さっぱりわからないものが大半。それでも、感と当てずっぽうでマークシートを塗り塗りしてきました。

 

 実際に試験を受けて感じた事、音声に聞いて、英語に慣れていく。単語を覚えること。文法を覚えること。英語に触れるようにすること。1つの単語集と問題集、決めたものを何度もやってみること。急がばまわれだと思います。

 

 そして、申し込んだものは、どうしても他に優先しなければならないことが無ければチャレンジしてみる。経験から始まることもある。それがわかっただけでも、今回受けてみて良かったです。

隣り合わせ

 仕事でその最中でイラっとしてしまいました。とある会議で、急に報告をするように言われ、なぜか、「この仕事は完璧な形で整っています」と言われてしまった。ただ、「準備を始めて、協力してやっていこう」というキックオフをしただけなのに。

 

 このイラっとしている最中にも、イラっとしていては自分を下げると気が付いていても、怒ってしまいました。

 

 そんなムシャクシャした気持ちもあった小山を超えて所用を終えた帰り道。前から気になっていた家庭料理の定食屋さんに立ち寄ってお夕飯を食べようと思いました。

 

 少し勇気をもって、扉を開け、カウンターに座りました。そうしたところ、先にカウンターに座っていた私よりもお姉さんの女性二人が私の顔を見ています。

 

 何だろうと思いつつ、注文を終えたところ、その女性たちが、店員さんに対して「ねえ、こちらの方、理知的な方に見えない?私にないところを持っているからわかるのよ」と。

 

 「えー」と思って、「私のことですか?」ときいたら、「そう、よく言われるでしょ?」と言われ、「頭がよさそうで、理知的な感じがする」とどうしちゃったのでしょう。その方曰く「私人を見る目が合って大体外れないのよ」と言っています。

 

 女性たち既にお酒を美味しく召し上がっているところ、何度か言われたので「3月に通信制大学を卒業しました」といったら、「えー、働きながら勉強してたの?それがでているんだわー」と言われて、そこで話をおさめました。

 

 見ず知らずの方にそのようなことを言われて、完全に調子がくるってしまいました。入ったことがないお店でしたので、よそ行きの表情をし、美味しく食べて気分転換しようとイライラから意気揚々としていたのかもしれません。

 

 隣り合わせも何かの縁。少なくともその方たちは、その方たちの言葉でほめてくださったのだと思います。

 

 もし私がイライラしたままの起こった顔で入店していたら、このような言葉を掛けていただくことはなかったでしょう。自分が持つものを大切に、周りに戸惑わされず、自分の気持ちを楽しく、目の前の今、美味しいものを食べようと気持ちを今に集中することが大事だと思いました。

 

良いことがあった!とありがたく頂戴することにしました。

負のエネルギーに戸惑わされない

 私よりも若い子たちが相手方が誰かはわかりませんが電話越しに「うん、うん」と相槌を打っている人が多いです。居合わせたうち一人は、年上の人と話していても、「うーん、うんうん」と言っているし。自分が担当している仕事に誇りを持っているよう。しかし、その仕事だから優遇されていることもある。本人もそれを自覚しているようで、それを口に出してしまうところが残念。

 

 もう一人は、敬語で話すことはでき、相手に対して敬意を持っていると感じられるものの、おそらく自分よりも大分年上の人に「うん、うん」と。新入社員に近い人間(20代)が上司に対して「うん、うん」と言っていることには本当にびっくりした。この2人の共通点は、エンドユーザー、つまりお客様と話をする仕事をしたことがない。

 

 デパートにあるお店に電話でといあわせをしたとき「うん、うん」と言われたら、店頭で「うん、うん」と対応されたら、レストランでも、注文の質問をした時に「うん、うん」と返されたらどうでしょうか。そのお店にもう一度行きたいと思いますか?お客様相手の仕事をしている人は、どんなにカジュアルな飲食店でも、お客さんの質問に「うん、うん」とは言わないような‥・。

 

 礼儀をわきまえていない、分不相応と感じるのは相手側。自分を低く見せることはありません。

 

 会社は、働き方改革で、長時間労働を辞めよう、サービス残業は辞めようといっているのに、人を減らして仕事を増やす。会社は、業務時間外や営業日以外に連絡を取らないようにと言っているのに、働き蜂は連絡をよこす。

 

 「人が足りないから残業してでも頑張ってやっている。業務時間内に連絡ができないのだけど、仕事だから仕方ない。」これが社内ならまだしも、取引先(業務を受託する方)に連絡したら、取引先が感じる気持ちがわかっていない。

 

 返事は時間外によこさなくてもいいというのでしょうが、そうであってもマナー違反だとは理解できない。

 

 身を粉にして働く人たちを私はエライと思ってきましたが今はそう思わない。自分の仕事を進めることに一生懸命で、自分しか見えていない。働いているという自負なのか。

 

 そこまで業務をさせる会社もおかしいし、その上司はその人のことを「仕事をやりすぎ」といっている。いちりあるけど、問題と思うなら、マネジメントをする気があるのなら、業務を減らせばいい。それどころか増やす。これが本音。いやらしい。

 

 見方を変えると現実の裏、いや真の姿が見えてきます。現実にうごめく負のエネルギーに戸惑わされない。負のエネルギーを生み出すサイクルに巻き込まれない。そのエネルギーの影響で自分を下げることが一番もったいない。自分を守るために心の線を引く。

 

 世の中の負のエネルギーではなく、個の正のエネルギーを選択し続ける。個として気分を害するようなことがおきても、負のエネルギーを跳ね返す。1つ確実に言えるのは、私は長時間労働は選ばない。時間は有限です。


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