今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

負のエネルギーに戸惑わされない


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 私よりも若い子たちが相手方が誰かはわかりませんが電話越しに「うん、うん」と相槌を打っている人が多いです。居合わせたうち一人は、年上の人と話していても、「うーん、うんうん」と言っているし。自分が担当している仕事に誇りを持っているよう。しかし、その仕事だから優遇されていることもある。本人もそれを自覚しているようで、それを口に出してしまうところが残念。

 

 もう一人は、敬語で話すことはでき、相手に対して敬意を持っていると感じられるものの、おそらく自分よりも大分年上の人に「うん、うん」と。新入社員に近い人間(20代)が上司に対して「うん、うん」と言っていることには本当にびっくりした。この2人の共通点は、エンドユーザー、つまりお客様と話をする仕事をしたことがない。

 

 デパートにあるお店に電話でといあわせをしたとき「うん、うん」と言われたら、店頭で「うん、うん」と対応されたら、レストランでも、注文の質問をした時に「うん、うん」と返されたらどうでしょうか。そのお店にもう一度行きたいと思いますか?お客様相手の仕事をしている人は、どんなにカジュアルな飲食店でも、お客さんの質問に「うん、うん」とは言わないような‥・。

 

 礼儀をわきまえていない、分不相応と感じるのは相手側。自分を低く見せることはありません。

 

 会社は、働き方改革で、長時間労働を辞めよう、サービス残業は辞めようといっているのに、人を減らして仕事を増やす。会社は、業務時間外や営業日以外に連絡を取らないようにと言っているのに、働き蜂は連絡をよこす。

 

 「人が足りないから残業してでも頑張ってやっている。業務時間内に連絡ができないのだけど、仕事だから仕方ない。」これが社内ならまだしも、取引先(業務を受託する方)に連絡したら、取引先が感じる気持ちがわかっていない。

 

 返事は時間外によこさなくてもいいというのでしょうが、そうであってもマナー違反だとは理解できない。

 

 身を粉にして働く人たちを私はエライと思ってきましたが今はそう思わない。自分の仕事を進めることに一生懸命で、自分しか見えていない。働いているという自負なのか。

 

 そこまで業務をさせる会社もおかしいし、その上司はその人のことを「仕事をやりすぎ」といっている。いちりあるけど、問題と思うなら、マネジメントをする気があるのなら、業務を減らせばいい。それどころか増やす。これが本音。いやらしい。

 

 見方を変えると現実の裏、いや真の姿が見えてきます。現実にうごめく負のエネルギーに戸惑わされない。負のエネルギーを生み出すサイクルに巻き込まれない。そのエネルギーの影響で自分を下げることが一番もったいない。自分を守るために心の線を引く。

 

 世の中の負のエネルギーではなく、個の正のエネルギーを選択し続ける。個として気分を害するようなことがおきても、負のエネルギーを跳ね返す。1つ確実に言えるのは、私は長時間労働は選ばない。時間は有限です。


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