今を大切に生きる

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行動の中に答えはある

 先日長く勤めた方の送別会があった。その後任は、出欠を明確にせず、直前に欠席の意向を伝えてきた。取りまとめ役が、「そうなの?なんで?」と聞くと、「いやー」としか言わなかったそうです。

 

 どうだろう。こういうケース。前任者が退職する場合の送別会、私は出席していたか。少なくとも会社人間だった時は出席していた。

 

 前任者に不満がある時もあった。また、引き継いだ後任者に不満がある時もあった。しかし、オフィシャルな所属等の送別会はこれが最後と割り切っていたと思う。

 

 今回彼女は、なぜ前任者の送別会に来なかったのだろう。それも直前にわざわざ断りを入れたのだろう。

 

 本当に嫌ならば、「その日はいけません」と家族の都合等と理由をつけてもっと早くに欠席の意思表示はできたと思う。

 

 最後の最後に欠席の意思表示はしていったから、返事はしなければいけないということは、わかってはいるのだともおもいます。

 

 そう考えると、直前まで行こうか行くまいか迷っていたのかもしれない。自身の歓迎会や打ち上げは来ていた。だから、会社の会合にでないという考えでもないと思う。

 

 彼女は、社会人としてのマナー、常識に欠ける部分がある。彼女の年齢を考えれば、だいぶ頼りない。また、仕事への意欲はあまり感じない。

 

 とはいえ、理解できたことはやろうとする。だけど、その仕事が次の人にどうつながるのか等の想像はできなそう。想像ができるなら、送別会の出欠は早めにいわないとキャンセル料もかかるし、直前に言われても、幹事はやりくりをしようもなくなり、段取りの変更等々困ってしまう。そこには考えが至らないのでしょう。

 

 誰しも急に行けなくなることはある。具合が悪くなる時もあるし、家庭の事情で行けなくなることもある。もし、彼女の直前の欠席理由が私の想像通りなら厳しい。

 

 しかし、覚えたことはきっちりやろうとする。ことばを返せば、石をしっかりと積み上げていくタイプなので、積みあがった石は強固なものになる。それはこれから見ていかないとわからない。

 

 彼女なりに悩み欠席を決めた。その後も仕事を覚えようとしている。職場での関係なのだから、仕事が円滑に進むようにしていけばいいのだと思う。それ以上、それ以下のかかわりはせず、淡々と仕事を介して繋がってみて、彼女の行動を見ていけば、どんな人かわかってくると思う。