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ステージが変わった


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 3連休久しぶりに仲が良い友人と出かけました。その友人は会社の同期。同じ部署で働くようになってから仲良くなり、一緒に旅行にも行った。大事な友達の一人です。

 

 当時から話題の8~9割は会社に関すること。人間関係や会社自体のこと、具体の仕事等々。仕事を離れても、仕事の話をし、悩みも話してきた。

 

 私はほとんど会社の話ばかりをしていた。意思決定や評価への不満、周りの人たちに対して感じていること、彼女はいつも聴いてくれた。

 

 その彼女と半年ぶりくらいに休日に会った。彼女は会社で起きた出来事や上司のことなどいろいろな話をしてきた。おそらくそれは、今までと変わらないパターンの話でした。

 

 ですが、私の受け止め方が変わり、聞いていても、つまらなかった。言葉が右から左に流れていく以上の関心を持てない。共感もなく、退屈に感じたのです。それまではあまり関心がなかった彼女の好きなアイドルの話の方が、印象に残り、聞いていて楽しい気持ちになりました。

 

 帰り道では、「休みの日に会社の話を聞いて、会社を思い出すなんて…。」とまで感じていました。

 

 その日の夜ふとこれが「ステージが変わった」ということなんだろうと感じました。

 

 その友だちは大切な友だち。嫌いではないけれど、話が合わなくなる。

 

 私の興味、関心が会社ではなないところに向いた。心身のバランスを崩すまでは、頭の中の会社が占める比率は9~9.5割、今では平日でも3割、3連休彼女に会うまでは1割未満だった。

 

 彼女が私に話した会社の人間関係やいろいろは、会社に行っているときに物理的には目で見えていても、こころでは見ていない。私はやっと見ないことができるようになりつつある。だから彼女の話を聞いていても共感するものがなかったのだと思います。

 

 この感覚がわかるようになったら、私自身がいかに会社に支配されることを選択し続けてきたのだろう。

 

 会社を良くしたいという熱い思い、認められたいという頑なな想い。会社とずっと繋がっていたい、必要とされたい。くされ縁の男性をずっと想い続けるように、会社への片思いを続けてきた。会社には感謝していることもたくさんあるけれど、私が思うような評価を得られず、やっと片思いに終止符が打てたのかもしれません。

 

 その想いを彼女はたくさん聞いてくれました。また、重たい話も、聴いていて嫌な話もあったと思う。こころから「ありがとう」を伝えたい。

 

 話が合わなくなる。といって友情が変わるわけではない。今は波長のラインが違うのだと思う。普段からべったりしているわけではないので、この先もたまに連絡を取りあうだろう。

 

 私はこれからは、会社以外の人、大学のゼミや趣味の絵、古くからの知り合い等の接点を増やしていくと思う。そして、自分の今を占める比率を、公・私・個のうち、私・個の増えた状態をキープし、拡張していきます。

 


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