Aさんが電話で声を荒げています。
「だから何度も同じことを言ってるじゃない。この間話した通り、これは○○という考え方でやるの。このケースではAをとり、あのケースではBをとる。言ったよね。・・・だから何度もいったじゃない、それは・・・」
電話の先はこの4月に異動して業務を引き継がれたBさん、そのサポートをするCさんが、間に入りAさんに質問しだけれど、埒があかず、AさんBさんが直接電話で話すようになっていました。
この電話の1時間ほど前、AさんはCさんに「○○についてはBさんに確認したの?」、「これはどういう状況なの?」と質問というよりも、仕事を管理するような。仕事の進め方を教えているような感じでした。
ふと、あれ?話題になってる業務の話ってAさんが担当していない業務じゃない?何で関与してるの?
AさんとBさんはだいぶ長い時間話していました。話している比率でいうとAさん8対Bさん2。側から見るとAさんが一方的に話し、イライラが伝わっています。この話、ほんとBさんは聞きたいことが聞けたのだろうか。
A さんは面倒見が良いから、何とか助けてあげようとしているのかもしれません。
ですが、これこそ「おせっかい」
3人がすべて当事者で喧喧諤諤しているのなら、それもよし。
Aさんは良かれと思ってフォローする。そこまでは素晴らしい。ですが、話していることを聞いてると、Bさんの業務にたいしてAさんが進め方に口を挟み、怒っているように聞こえました。
その姿を見て、私も担当していた業務や他の人がやっている業務に対して、何か思うことがあっても、口を挟まない方が良い。
心配して何かを言ったとしても、相手にとってはおせっかい。
どちらが正しいか正しくないかは問題でない。その業務を担当している人が判断することだから、それがどういう結果になろうと、業務を担当している人が責任を取る。それだけのこと。
意見を求められた時も、要件だけいう。言っても通じない相手には要件すら言う必要もないとも思う。
おせっかいとは、相手が望んでいないのに世話を焼いたり、不必要に人の事に立ち入ること。
私はこのあたりだいぶ切り離せるようになった。それでも、口を挟みそうになる。口を挟まないように気を付けたい。