今は離れられた「仕事を覚えるフェイズの人」。最初に仕事の手順を教えた時に、「その手順は違う」といい、自分のやり方を通しました。そのうえ、仕事の進め方がわからないときに、私に対して「仕事の教え方が悪い」と言ってきました。
具体的な言葉は避けますが、良い気はしませんでした。「仕事を覚えるフェイズの人」には仕事を教える立場の人がいる。(その人が教えているかは微妙でも)、私の役割は、アドバイザー。どうしてもというときに口をはさむことでした。
そうはいっても進め方がわからないと困るからと、「仕事を覚えるフェイズの人」に仕事を教えたことが誤りだった。私がそうすることで会社に対して「役に立つ」自分に与えられた役割以上のことをしよう、相手を配慮してしまったことが裏目に出ました。
通っている美容院の美容師さんに、昨年「仕事を覚えるフェイズの人」に言われたことを話していました。人生経験が豊富で人の話をしっかり聞きアドバイスをしてくださいます。
その美容師さんは昨年お話した際に「仕事を覚えるフェイズの人はおかしい。できないことを棚に上げて教えられたことを聞かない。そのうえ相手にクレームを言うなんて。あなたは何年も働いてきた実績があるのだから上司に掛け合って離れた方がいい。あなたが苦しむ必要はない。優しすぎる。放っておけばいい。それにあなたがこのまま我慢し続けるくらいなら、離れた方がいいよ」と言ってくださいました。
私はその言葉を聞いたときに「そうかなぁ。確かに仕事を覚えるフェイズの人は変だけど、今の若い子はこんなもんなのかもしれない。プライドが高くて、「大変だ」と言えないだけで、私を傷つけようとしたんじゃないだろう。私が受け流せればいい?上司は残業をしない状況の渡しへの配慮からアドバイザーにしてるのかもしれない。その仕事から離れると言っていいのか。そういうことで私が不利になったり、自分勝手だって思われるんじゃないか。」等々考えていました。
それから数カ月たち、いろいろなことをスルーされ続け、このままいることが自分にとって良いことだとは思えず上司と話をして離れることになりました。
離れると決まった後に、「このことは起きる可能性が高いから対処策を準備しておくように」と伝えていたこと、言うまでもなくスルーされていたことが問題になりました。仕事を教える役割の人が「そういえば、その話ずっといってたよねー」と話してきました。
その話を美容師さんにしたら「問題になることを指摘していてもやらない。そんなことも見抜けないなんて、その上司もおかしい。離れられてよかったね」と言ってくださいました。
私もそう思います。女王の教室ではありませんが、これが現実ということを私自身が受け入れることができつつあります。