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ひまわり市場


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 先週、とても寒くお風呂に入って早めに休もうとした日のこと。寝る前にテレビ欄を見たらテレビ東京の人気番組「カンブリア宮殿」の番組欄が目に付いた。

 

 「カンブリア紀」は 5億7500万年前から5億900万年前までの古生代を六つに区分した最初の時代。地球で起きた大爆発を機に、次なる進化を求めて生物が一斉に誕生した。

 

 「カンブリア宮殿」は、「カンブリア」紀から未来を担って多種多様な人が切り拓くビジネスを語る番組。主に企業を成長に導く経営者を招き、村上龍さんと小池栄子さんがトークを引き出します。

 

 仕事を頑張っていたころは好きで見る機会もありましたが、しばらく番組から離れていました。

 番組欄を見て、「全国から人が集まるスーパー」というキャッチに見たいとおもいました。その日は放送時間が遅く、私が決めている就寝12時を回る放送時間になっていました。テレビは付けたままでベッドの中から耳だけ聞きました。

 

 ラジオを聞いているのと同じ情報量でしたが、見る(聞く)価値のある内容でした。

 

 「ひまわり市場」は八ヶ岳山麓にある小さなスーパー。にもかかわらず、全国から人が集まります。東京からシャインマスカットを買いに来る人もいれば、ひまわり市場があるからと八ヶ岳に移住した人が70組程度もいるそうです。

 

 そのスーパー「ひまわり市場」の経営者那和社長がゲスト。

 

 那和社長が就任してから、売り上げは右肩上がりの成長を続けています。ですが、社長就任後(経営権)を引き継いだあとに借金が4億以上あることが発覚します。

 

 那和社長は業績を上げようと、奮闘するも店は競売にかけられました。競売を落としたのはお世話になっている弁護士の先生。弁護士の先生は那和社長にそのまま経営をゆだねました。

 

 那和社長は恩に報いたいとその弁護士の先生に毎週のように売り上げの報告をしていました。そうしたところ、その弁護士の先生は「あなたが見るのは、自分ではない。あなたが見るのはお客様です」といいました。弁護士の先生は那和社長のまっすぐな目を見て、信頼出来る人と判断したそうです。

 

 那和社長は食材の仕入れ内容、価格はその責任者にすべてを任せている。那和社長は、スーパーで売ることに専念しています。

 

 山梨県は海に面していない県ですが、鮮魚のバイヤーはのどぐろ等お高くともよい食材、高級寿司店でも仕入れを躊躇するような魚、ほかのスーパーでは売っていない食材を仕入れます。その仕入れ値、仕入れ量はバイヤーに任されています。

 

 那和社長はバイヤーに「あなたが良いと思うものを仕入れてきて。それを自分が全力で売るから」と。那和社長は店で商品をアピールするポップを書き、マイクパフォーマンスで商品の特徴を伝えます。

 

 スーパーなのに、お寿司を1貫ずつ注文できる。その寿司を握るのは江戸前のすし職人さんです。松坂牛を70%用いた「歴史的メンチカツ」を土日に数量限定で販売していて、抽選が行われるそうです。

 

 ひまわり市場は唯一無二のスーパー、その魅力は耳で聞いただけでも伝わってきました。また、不思議ですが、その楽しい雰囲気も伝わってきます。

 

 対面でリアルなものをリアルでお伝えし、手にとっていただく。その醍醐味が伝わってきました。

 

 私の実家の近くにも常に美味しいものを置いているフルーツ専門店があります。そちらのフルーツ専門店があるからその近くに住みたいと思う気持ちがあります。なので移住する人たちの気持ちもわかります。

 

 すぐにはいけませんが、ひまわり市場に行ってみたいです。

himawari-ichiba.com

www.tv-tokyo.co.jp


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