週末、通信制大学の同級生と語らいました。ともに臨床心理士を目指し、大学院に行きたいと考えています。
私は、大学院でカウンセリングを学び、その実習を経験したいと考えています。同級生のその方は、将来の自分のありたい姿があり、そのためには臨床心理士の資格は必須ではありませんが、その学びが必要だと考えています。
様々なことを話し合いながら、気がついたことが3つあります。1つめは夢を持つことの大切さ、2つめは急いで決めなくて良いのではないかということ。それを①でかきました。
3つ目は、信頼できる他人は自分を映し出す鏡であるということです。
私は、その方のお話をじっくり聴いていて、その方がありたい姿に対して、本当に臨床心理士の資格が必要なの?と疑問を投げかけました。それは数ヶ月前のことです。いろいろなお話を聴いていての素朴な疑問でした。それ以上、それ以下の意味はありません。
また、その人が話しているときの表情から、本当に喜んでいるな、とか、こうあらねばならないと思っているな等の察しがつきます。これは、言葉ではなく、言葉以外からつたわってくるもの、表情だったり、声のトーンだったり、体の向きだったり、ノンバーバルなコミュニケーションです。
人と話して、わかることがたくさんあります。私がその方を映し出す鏡になった。鏡に映った自分を見て(自分の話した話から質問をされたことで)、その方は何かを感じたようです。
その方は臨床心理士を必要とした理由を話してくれました。それは、その人がそう感じた事でその人にとっての事実です。その人がそう思う理由があったのでしょう。そのうえで、臨床心理士を目指すという選択をもう一度捉えなおすことができます。
信頼できる相手と話をしていて、相手が自分を映す鏡となり、自分が気がつかなか自己理解が進みます。人と話していることで、自分で気がつかなかったことに気付くこと、これは大切なことです。
自己実現をするには、自分を映し出す鏡から自分を知る、理解することが必要です。そうすることで、基盤がつくられる。そして行動し情報を取捨選択していく。そういうことが大切なのだと私は大切だと思います。