現在資格取得のための講座を受講しています。講座の受講期間は約半年。講座の内容はE-learningと体験学習です。体験学習はオンラインか対面かを選べ、私は対面を選択しました。対面の日は講座に通っています。
講座は全部で十数回あります。講座の受講時間はほぼ終日、平日の就業時間と同じような感じです。
講座の受講場所は比較的通いやすいです。しかし、普段の通勤とは異なるルートで通勤よりも早く出発必要があります。余裕を持った時間帯で行けるルートを見つけてそれを定番にしようと思っていました。
しかし、その日は朝の準備が滞り定番としたいルートでの出発は間に合いそうにありません。別ルートを探すと、開講時間前には到着できるルートがあったので、そのルートで行くことを決め自宅を出ました。
普段使わない駅で電車を待っていると、反対側のホームに乗りたい電車がやってきました。頭がフリーズし、何が起こっているのかわからなく、ホームを間違えたことに気が付きました。
なぜホームを間違えたのかはすぐにわかりました。それは通信制大学に行くときのホームのほうに行ってしまったのです。勉強はそっちと思い込んでいたようです。
慌てて階段を降り向かいのホームに向かいましたが時すでに遅し。やってしまいました。しかし、そこで救われたことが。同様にホームを間違えた女性がいて、その女性は私よりも機敏に本来乗りたかったホームにたどり着いたのですが、電車には間に合わなかったようです。
たまたまその女性と私は、誤ったホームでも近くで電車を待っていました。私は彼女の方が先に動いたので、彼女を認知していたのですが、彼女も私を認知していたようです(おそらく間違えたホームで私の方が先に電車を待っていました)
救われたのは、お互い顔を見合わせて苦笑いしたこと。お互い心の中で「やっちゃいましたねー」と会話していました。
講座には遅刻してしまいました。講座でそのエピソードを話したときに、私は笑いながら話していました。
もし、同じく乗り遅れた女性と笑いあえていなかったら、私は遅刻してしまったといういじけた気持ちのまま参加していたと思います。しかし、女性と笑いあえたことで気持ちの切り替えができ、この失敗を笑いとして捉え、以後気をつけようと思えました。
同じ事実も捉え方次第。ことでも捉え方を変えられる良い経験になりました。