先日、以前お世話になった女性と街中でばったり会いました。その女性は、私が勤めている会社のIT関連の窓口として業務委託で派遣されていた方でした。
当時私が担当していた仕事は、IT関連窓口の方の力を借りて進めることが多く、彼女とたくさん話をしました。彼女は自分の仕事を「ITコンサルタント」と話していました。
私は「?、コンサルタント???」と違和感を持ちました。コンサルタントというのは、大きな意味で方向の筋道を考え問題解決をしてていくものだと思う。彼女が行っていた仕事は、IT機器の不調や接続等の目の前にある問題を解決をすること。コンサルタントという言葉のとら方が異なっていたようです。
彼女はその業務委託の企業から別企業に転職し、IT関連お仕事をしているようです。ほんの一瞬すれ違っただけですけれど、元気そうに見えました。
彼女を見て感じたこと。彼女は若い時から、自分の仕事に自信を持ち、「コンサルタント」というラベルを自身に貼り付け、失礼ながら、等身大よりも大きく見せていました。
その当時の彼女の姿を思い出して、自分はその年代のころどうしていただろうと思い出しました。ふと「もっと自信をもって、自分の力を打ち出せばよかった」という感じが頭の中に浮かびました。
そのころは仕事は前向きにやっていたし、挑戦もしていました。しかし、私が勤めている会社が学歴によるガラスの天井もありました。
私がいろいろ仕事に対して意見をすることに「生意気だ」と言われたこともありました。「そんなこと言うと生意気だと思われないか」、「自分では精一杯力を発揮しているけれど、昇格できないということは、自分の力が足りないんだ」ともっと、もっと頑張っていました。
私に足りなかったのは、「私は成果を出している。」それを堂々と主張する自信だったように思います。
そんなことを彼女を見て思い出しました。その気持ちをしっかりと書き残しておきたいと感じました。