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豊かな学び、真の課題~休学する東大生~


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 東大は日本の最高学府のひとつ、日本で最も有名な大学だと思う。入学はとても難しく、卒業後は官僚や大手企業に就職や、医療や研究において日本をリードする層が多い。

 

 1週間ほど前に「休学する東大生」という記事を読みました。この記事によると、文字通り休学する東大生が過去に比べて増えている。それを東大生に「休学して自分のやりたいことをやる人が増えている」と答えるのだそうです。

 

 すごく苦労して入ったであろう大学を休学する。それも自分がやりたいことをやるためにって何だろう。とても興味を持ちました。

 

 第1回でインタビューを受けている方は都会育ち。大学1年時の文化人類学のフィールドワークでスラム街にを歩き興味を持った人にホームステイさせてもらう体験をしました。

 

 最初は衛生状態も悪く、可哀想と感じたそうです。ですが、食事は美味しく、困ったときはご近所で助け合い、自分の東京での暮らしより毎日が充実していると感じる。

 

 そこに住んでいる人しか見えないものがある。その暮らしをしてみないとわからないことがあるという気づきを得たそうです。

 

 その方は1年休学し、漁村の村起こしに従事します。その経験の中で印象に残る言葉がありました。以下は私がまとめた要旨です。

 

 自分は勉強はできるけど、生きていくうえで必要なことがたくさんあり、自分はそれができていない。生きていくために大切なことを地域の方々に教えていただき、価値観が変わった。

 

 その方は、東大生として考えられがちな将来を目指さなくていいと思ったそうです。自分が大切だと思うことをするのが大事だと話されていました。

 

 この記事を読み、人生に必要なとても豊かな学びをし、自分と向き合うことで真の課題を見つける。その姿に感銘をうけました。

 

 世の中で東大生らしいと言われる生き方、それが自分が目指す姿という方もたくさんいらっしゃるでしょう。第2回以降にも続く休学する東大生たちは、何かの違和感を持ち「自分軸」に変容していっているように感じます。自分の力で自分の人生を切り拓いていこうとしています。

 

 私自身も、今自分が生きていくために必要な学びが何なのか。それに気づけそうだから心を打たれたのだと思います。

 

 私の表現では伝わりきらないところがあります。ご興味がある方はぜひ直接記事をご覧になってみください。

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