先日夜道を歩いているときに、左足を挫いてそのまま転んでしまいました。そのとき、右の膝と左手の母指球を強く打ちました。
足を挫いたとき、自分の左の足首が外側に倒れていると感じ、その体制でまるで時間が止まったかのように感じました。
「あれ、足を挫いたどうしよう。」「この状況から、もとの体制に戻せるか」が頭をよぎり、「体制を戻そう」と思った瞬間、そのまま、バタッっと倒れました。
左手の母指球を打ちました。そして、右ひざで体を支えようとしたのか、服とストッキングを介しても膝の皮が少し擦り剝けていました。
転んでからはしばらく立ち上がれませんでした(と感じましたが、実際は2~3秒くらいだと思います)。左手と右足を動かすと痛い。ですが、起き上がり歩いて帰りました。
不思議です。足を挫いた瞬間と転んだ瞬間はときが止まったようでした。実際には時が止まることなどないのに、このようなことが起こるのでしょうか。
きっと、挫いたこと、転んだことだけに意識が向き、その感覚だけに全集中したからのように感じます。
転んだ場所は歩道でした。転んだ後に、これが、「横断歩道や車道でなくてよかった」と思いました。暗い夜道で、誰もいないところで転んでしまったら、運転している人は転んだ人に気づかないと思います。
家に帰宅し湿布をはり、事なきを得ました。挫いた場所は腫れていないのでほっとしています。
このようなことを回避できるのは、転んだら困るようなところは通らない(車が通るような道では、真ん中を歩かない)、横断歩道を歩くときは急いでいても気を付ける等、気を付けていきたいと思いました。