敬愛するブロガーさんのお一人が、今日ブログを一時閉鎖される日、実質的な最終日を迎えました。１月中旬にそのお考えをお聞きしていました。ただ、それが今日だとは思っていなかったので、先ほど最後の記事を拝読し、とても寂しくなりました。
そのブロガーさんの昨日の記事は、ブログの出会い、ブログへの感謝を綴られていました。ブログが最終段階にきていることを示唆しているようなお気持ちが込められた記事でした。
ブログは不思議です。
一部の方は実名やお顔、ご職業等を開示してブログを書かれています。ですが、大半の人（少なくとも私が日々接している方々）は、ご自身が誰かということは明かさずに、ご自身の気持ちや出来事を綴られています。
実際にフェイストゥフェイスのコミュニケーションだと、言葉以外の非言語、例えば、表情や声のトーン、しぐさ、顔の向き、身体の姿勢等々からその人が伝わってくるものです。
ブログは本当に言葉や写真、絵等掲載されている内容が情報として伝わってきます。ブログはその人のすべてを表しているわけではないけれど（フェイストゥフェイスのコミュニケーションもそうだけど）、大体どのような方かわかります。
記載されている内容がご自身の気持ちやお考えだったりと、ご自身の本質に近い部分だからでしょうか。また、いろいろなことがあることを知り、綴られている内容に深く共感したり、応援したくなったり等々、フェイストゥフェイスでのコミュニケーションとはちょっと違う、もしかしたら、ブログだから通ずる親近感を感じる方もいらっしゃいます。
このブログに寄せてくださるコメントを拝読し、いつも感謝しています。新しい見方をいただいたり、自信を持ったり、こちらもフェイストゥフェイスとは異なるコミュニケーションに、力をいただいていることがたくさんあります。
敬愛するブロガーさんがブログを卒業されることは今までもありました。そのたびにとても寂しい気持ちになりました。ブログを通じてのコミュニケーションがとれなくなるから。ですが、その方が決めて新しく進まれる道、尊重し、応援する気持ちもあります。
私は今ブログを始めてちょうど１年半を過ぎたところ、長い人生の内のたった一年半です。世の中にブログが何件あるのかわかりませんが、その短い期間同時期にブログを開設し、交流があることはめぐり逢いです。めぐり逢いに心から感謝しています。
