自分に向けられたAさんの言葉。Aさんがそう言いたくなる気持ちも考えて深く感じないようにしていたが大きく負担になっていた。
ふと、私があまり良い感情を持っていない人Bさんに対して、自分がAさんに言われた言葉を差し向けたら、どうなるかを想像した。
私がAさんに言われたようなことをBさんに行ったら、Bさんは確実に傷つくだろう。そして、言われた私に対して心を閉ざし、今まで信頼する気持ちがあったなら、その気持ちを無くし、関わりを持たないようにするだろう。と感じました。
私はBさんに対して、そんなことを言わない。しかし、もしいうならば、つまり相手を責める気持ちがあったときに、もしくは、相手のやり方より自分のやり方のほうが正しいと思って言うと思う。
Bさんが私に心を閉ざすのは当然です。Bさんの態度の変化を見て、自分の言った言葉の重さに気がつくと思う。そしてBさんを傷つけてしまったことに気付くと思う。それか、それだけのことをBさんがしたのだから、Bさんは言われても仕方ないと原因はBさんにある、Bさんが悪いと考えると思う。
私はこのようなケースの場合、今ではBさんに対して何も言わない。ということを学んだ。口を挟みたくなるのは、自分がBさんの問題を自分の問題にしてしまっているのです。口を挟まなければ自分の問題になりません。
こうやって、Aさんに言われたことを、自分が良い感情を持っていないBさんに置き換えて考えてみると、Aさんが、私に対して、悪意だったり、Aさんから見た私像、自分が思い描く姿と違うということが根底にあって話をしてきたことがよくわかりました。
Aさんは変わらない。Aさんから感じた違和感、自分の感覚を信じず、相手が自分に感じているであろう気持ちを自分の気持ちと同じくらいの比率で考えてしまっていた。それが良くなかった。Aさんが私がAさんをそういう人だと認識できずにいたということだ。
いまAさんが、自分に対して、嫌悪感を持っていたことが本当にわかった。それにより、私は自分の中でのAさんに対して感じていることが変わった。Aさんは私にこういう人がいるということを教えてくれた。それに感謝して、Aさんとの関わりを絶つ。
とても辛い深掘りでした。ですが、確実に強くなりました。