何かの記事で読みました。自分の居場所がないと思ったら、相手の居場所を作ってあげる。そうすると、相手は居場所ができる。そうするとあなたの居場所もできるというもの。
一緒に仕事をしている人で、責任を放棄するかのように頼まれたことをやらない人がいました。それで困ったので、今年は、双方がやることを打ち合わせ、合意した内容を紙に表し、その人の上司もメールの宛先にいれ役割を明確化しました。
相手が実際ににやってくれたことを、プラスマイナスの温度感は持たずにお礼のみを伝えました。また、相手がやりたくないと思っているのではという気持ちを慮ることなく、感情をもたずに確認を入れて行きました。
そんなことを繰り返していき、また、影で私フォローをしたことも多少影響したのかことがうまく進みました。
そうしたら、今まで参加しようとしなかった打ち合わせに参加するようになりました。
その姿を見て、もしかするとこの人は周りから否定的に思われている(前回私はマイナスの気持ちを持っていました)ことをノンバーバルで伝わり、逃げる気持ちになっていたのかもしれません。
仕事を請け負う上でそれでいいのかというと、決してそうではないと思うけれど、その人にとっては、周りに自分の頑張りが通じなかったり、マイナスの気持ちを向けられたり、負担だったのだと思います。
その負担に感じていたであろうことがうまく行ったことで、フラットなメッセージを感じとったことで、もしかすると負の連鎖がなくなり、「自分の居場所ができた」と思ったのかもしれません。
そうしたら、目を見て話してくれるようになりました。それが相手の居場所ができたということの表れなのかもしれません。
自分も完璧ではありません。負担に感じたり、先に踏み出せないことも多々あります。そんなとき、自分が受け入れられているということがわかるだけで気持ちが軽くなり、その仕事にむかうハードルが低くなります。
私は仕事を通じていろいろな学びをしています。この学びは今後自分が働く上でも、心理関係を仕事にすることになっても役に立つ学びです。