1月2日に羽田空港で、日本航空の旅客機と海上保安庁の飛行機が衝突した。
今のところ判明している事実としては、
・同じ滑走路(=1つの滑走路)に、海保の運輸機と日本航空機の2台の飛行機がいたこと
・着陸した日本航空機が海保の運輸機に衝突した(明確な映像等が残っていない点では、事実と認定して良いかは若干不明です。)。
・管制官が、完成の記録を公表したその内容のみ
と私は捉えています。
昨日までのマスコミの風潮は、海保の機長が管制の指示を聞き間違えたとの風潮でした。
それが昨夜くらいから、管制の指示にナンバー1という言葉があり、これを離陸順が1番目という意味と受け取った可能性がある
管制が滑走路に2機いることを知らせる注意喚起機能について、勘違いかもしれないが、当初は悪天候等でないと作動はしないものと説明されていたように思うが、注意喚起機能は作動していたけれど気が付かなかったという報道がなされました。
全ての事実となるエビデンスが固まるまでには時間がかかるだろうが、原因探しが先立っているように思えてならない。そして、報道が操作されていないことを祈ります。
本当に、必要なことは、人は必ずミスを犯します。それを前提として、ミスが起きないようにシステムを活用すること、また人が確実に運用できるルールを定め、運用することです。
今回の事件の原因究明は必要ですが、仮に誤った判断をした人がいたとしても、その人だけに責任があるのではないと思います。なので、誰かを責めるのではなく、この事故から何を教訓とできるか。それが大事だと思います。